横浜DeNAのドラフト1位・今永昇太投手が仮契約、背番号21

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横浜DeNAはドラフト1位で指名した駒澤大・今永昇太投手と、契約金1億円、年俸1500万円で仮契約を交わした。背番号21をつける。

大学で急成長

今永昇太投手は昨年の秋のリーグ戦で7勝2敗を挙げ、明治神宮大会でも明治大を破って優勝を果たした。147キロの切れの良い速球と大きく曲がるスライダーのコンビネーションは高く評価されドラフト1位間違いなし、左腕投手という事もありドラフト1位競合も可能性もあるとされていた。

しかし、春のリーグ戦前に肩を痛めて1試合の登板もできず、秋のリーグ戦は復帰したものの0勝3敗に終わっていた。防御率は1.99と悪くはなかったものの昨年の勢いある投球よりは、やはり見劣りをしていた。

東都1部2部入れ替え戦でも1戦目には、東京ヤクルトにドラフト1位指名された東洋大野原樹理投手と投げ合い3安打12奪三振で完封と抜群の投球を見せ、今永あり、と力を示したものの、3戦目は6回途中で9失点と乱れチームの一部残留に貢献することは出来なかった。

今永投手は高校時代は北筑高校と野球ではそれほど有名な高校ではなく全国大会も出場していない。大学2年春に6勝2敗の成績を残してブレークしたものの、秋は1勝6敗と低迷した。昨年は春4勝、秋7勝に明治神宮大会で優勝と1年間を通して活躍をしたものの、実績としてはまだ多い方ではない。

 

1年間通せれば新人王も

投げる球の勢いやコントロールなどはプロの1軍でも十分結果を残せる力があり、新人王候補の一人なのは間違いない。しかし肩の故障以降は良いピッチングが続けてできておらず、1年間通して投げとおすことができるかがポイントとなりそうだ。

横浜DeNAは先発投手陣がまだ固まっておらず、またラミレス監督も巨人戦での先発を公言していることから機会は十分得られそうだ。そのチャンスをつかみ一気に勝ち星を積み重ねられるか、肩の故障以降も注目を続けてドラフト1位で指名した横浜DeNAのエースとなってほしい。

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