横浜DeNAは、育成ドラフト1位で指名した敦賀気比の高見澤郁魅選手と、育成ドラフト3位で指名した京都翔英の小笠原蒼選手に指名あいさつをした。
度会選手に挑戦
育成ドラフト1位の高見澤郁魅選手には、八馬スカウトグループリーダー、中川スカウトが指名あいさつを行った。あいさつを受けて「うれしくて緊張しているのが正直な気持ち。プロに入れる実感が湧いてきました」と話した。
高校通算26本塁打左の強打者でシャープな振りと、サードでのチャージできる鋭いプレーが魅力の選手。父は2000年にドラフト6位でオリックスに指名され、契約金0円で入団したことで有名になった高見澤考史氏。現在は埼玉で野球塾を運営している。
ドラフト1位指名の度会隆輝選手は、外野手でプレーするもののサードを守る可能性もある。高見澤選手は「練習してそういう人たちにも勝ちたい」と話し、「1日目から支配下登録を狙う気持ちで頑張ります。いち早くスターになりたい」と力強く応えた。
魅力はバッティング
また育成ドラフト3位で指名した京都翔英の小笠原蒼選手にも、八馬スカウトグループリーダーと担当の吉見スカウトがあいさつを行った。
吉見スカウトは「彼の魅力はまずバッティング。最大限にアピールできるように、合同自主トレ初日から全力で来られるように頑張ってくれ」と小笠原選手に話した。
そして視察中に印象に残った場面として、「打席に入る時に、パっとゴミを拾ったところ。自然とできていて高校生にしてはすごいと。最後の夏でも、序盤は力が入っていたけど、逆方向のヒットやホームランを打ったり成長した面が見られた。工夫せんと、プロでは活躍できへんから、その部分も兼ね備えてできるタイプ」と話し、態度などをじっくりと評価して指名をした。
小笠原選手は「まずは1軍で活躍するっていうところを目標に、置かれた場所で頑張ります」と話し、「最終目標はハマのゴジラって言われるのがベスト。まだ、給食番長止まりなんで」と話し、絵本のキャラクターに例えて笑いをとった。
個性豊かな高校生野手が入団し、ベイスターズの内野手が活性化する。その中から誰が飛び出してくるか期待しながら待ちたい。



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