日本ハム、栗山監督・吉村GM・大渕スカウト部長が大阪桐蔭・根尾選手、藤原選手を視察

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北海道日本ハムの栗山監督が、大阪桐蔭の根尾昂選手、藤原恭大選手を視察した。

熱闘甲子園取材

北海道日本ハムの栗山監督はこの日、熱闘甲子園の収録前の取材として甲子園を訪れ、第1試合の大阪桐蔭vs沖学園の試合を視察した。現役監督が夏の甲子園大会を視察するのは異例。

この日は吉村GM、大渕スカウト部長など球団幹部も勢ぞろいして根尾昂選手、藤原恭大選手を視察した。栗山監督は根尾選手のバックスクリーンへのホームランを見届け、「凄かったね。素晴らしい。あのセンターライナーが入るんだから」と話し、「打者は間違いないでしょ。誰が見てもいいのは分かっている。頭がいいなというか、野球を知っている感じがある」と評価した。

栗山監督はこれまで、花巻東の大谷翔平選手や、広陵の有原航平投手、横浜高校の近藤健介選手などを熱闘甲子園などで取材し、直接、話をして振れてきた。「自分で見たものは本物。それを大切にしてきた」と話し、3人はいずれも自分の監督するチームに加わった。根尾選手、藤原選手の直接の取材はできないものの、直接自分の目で視察したことで、二人、特に根尾選手の印象は強かったものとみられる。

その年のNO.1の選手を指名する日本ハム、鍵を握る吉村GMも大渕スカウト部長も、そして栗山監督も目当ての選手の認識は一致したかもしれない。

北海道日本ハムファイターズのドラフト会議

「凄かったね。素晴らしい。あのセンターライナーが入るんだから」。個別の評価は避けた栗山監督は、短い言葉で振り返った。テレビ朝日系「熱闘甲子園」の収録のため午前11時までで球場を離れるはずが「途中で席を立つのは失礼」と試合終了まで観戦。11時すぎの7回の根尾だけでなく、8回の藤原の一発も生で見た。

今大会初のマウンドで、最速148キロの直球を軸に8回4失点の熱投。打ってはバックスクリーンに甲子園初本塁打を放つなど、3打数2安打1打点と能力の高さを示した。「打者は間違いないでしょ。誰が見てもいいのは分かっている。(野手としても投手としても)頭がいいなというか、野球を知っている感じがある」。日本球界に新風を吹かせてきた指揮官は興奮冷めやらぬ様子で振り返った。

 この日は吉村GM、大渕スカウト部長ら球団幹部もバックネット裏から視察。エンゼルス・大谷が成し遂げているように、プロ入り後の二刀流継続も夢物語ではない。何より、先人が残してきた足跡がある。可能性を信じ、今後も投打両方に熱視線を送っていく。

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