福岡ソフトバンクはドラフト1位で指名した、鶴岡東の吉住晴斗投手と、契約金8000万円、年俸800万円で仮契約を交わした。151キロの大型右腕は160キロを目標とした。
12球団最後
今年のドラフト会議で吉住晴斗投手は、1位指名の抽選を3度外した福岡ソフトバンクが、一番最後に指名したドラフト1位選手だった。そして仮契約でも、12球団のドラフト1位指名選手では一番最後となった。
誕生日も3月で早生まれの吉住投手、鶴岡東に入学したときは135キロ出るか出ないかだったというが、2年春に145キロ、3年春に149キロを記録、最終的には151キロまで球速を伸ばした。体は185cm85kgとすでに出来上がっており、福岡ソフトバンクの作山スカウトも「高い身体能力」を評価した。
吉住投手は「もっと体を大きくすれば、球速も上がると思う」と話し、「大きな目標だけど、160キロを目指したい。エースと呼ばれる存在になりたい」と話した。
ドラフト1位指名選手ではあるが、これから追い上げていく位置にいる吉住投手、大きく成長をして、清宮選手、安田選手などと素晴らしい対戦ができる投手になってほしい。
「大きな目標だけど、160キロを目指したい。エースと呼ばれる存在になりたい」
身長1メートル85から投げ下ろす角度ある直球が武器だ。「ストレートにこだわってきたので、プロの世界でも貫いて勝てるピッチャーを目指したい」。理想像は同じ東北出身で、プロ野球最速の165キロをマークした日本ハム・大谷だ。「日本で一番速い球を投げる投手。凄いと思う」。かつて投球フォームをまねた時期もある。
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