埼玉西武は会見を行い、昨年のドラフト会議で2位指名した千葉国際高校・相内誠選手が、学校からの謹慎処分が2月28日に解除され、同校を卒業したことが分かった。埼玉西武は球団として相内投手を社会人として育てていく方針で、入団交渉をスタートさせる。
埼玉西武・飯田専務は「より立派な社会人になるためのサポートを、我々としては全力で行いたい」と話し、チームに入団させてから育てていく方針を明らかにした。
当初は刑事処分を待ってから交渉を開始するとしていたが、事件を起こしてから裁判所への送致まで2ヶ月以上かかり、これから裁判所の審判が降りることになるがどのくらい時間がかかるのかわからない。ドラフトの交渉権は3月末までとなっており、それを過ぎると入団交渉はできなくなる。
埼玉西武としては司法の審判を待たずに入団交渉を開始し、審判が3月中に行われない時には、その前に契約を結ぶことになりそうだ。
西武にドラフト2位で指名された後、昨年12月に道交法違反(速度超過など)容疑で千葉県警に摘発された千葉国際高・相内誠投手(18)が2日、同校を卒業した。これを受けて西武・飯田則昭球団専務(51)が高知市内で会見し、「より立派な社会人になるためのサポートを、我々としては全力で行いたい」と球団が受け皿となり、人間教育に乗り出す意向を示した。
球団側は2度の面談を経て、相内の反省ぶりを確認。2月28日には千葉地検から家裁送致の処分が下された。「3か月の謹慎は彼にとっても重い社会的制裁だった」と飯田専務。現在は入団交渉は凍結されたままだが、近日中に入団交渉が再開され、3月中にも入団する見通しだ。
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