千葉ロッテはドラフト6位で指名した信楽晃史投手と、契約金3000万円、年俸800万円で仮契約を交わした。
信楽投手は日南学園時代に捕手から投手へと転向すると、福岡大では3年時に147キロを記録した。しかし練習に熱心ではなく4年間で公式戦は0勝に終わった。卒業近づくと練習をしなかった事を悔やみ、野球部のある宮崎県の自動車教習所に勤め、練習をしていた。
そして2年目の今年、都市対抗野球でJR九州の補強選手として都市対抗で出場すると、140キロ後半のキレのある速球を披露してスカウトの目に留まり、ドラフト会議では下位での指名が予想されるなど注目されていた。
契約を結び「この教習所の卒業生がいつの日か、このマウンドで投げている選手に運転を教えてもらったんだよ、と言ってもらえるような存在になりたいと思っています。」と話し、「好きなのはブラックブラックガム。安全運転には眠気スッキリの、このガムが一番だと思います」と早くも宣伝部長となっていた。
巨人は育成ドラフト6位で指名した鎮西高校・山下篤郎投手と、支度金200万円、年俸240万円で仮契約をした。177cm81kgの左腕投手で球速が140キロに到達し、キレのある球質で期待されている。また野手としても鋭い打球を放つ選手。
東北楽天は育成ドラフト2位で指名した菰野高の山田大樹選手と、支度金200万円、年俸240万円で仮契約をした。山田投手は147キロを記録する馬力型の投手だが制球難で試合を作れずに終わる事も多かった。しかし持ち前の背筋力の強さなど馬力と共に俊足も評価されており、東北楽天は内野手として指名をした。野手としての未知の可能性に期待したい。
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