阪神・藤浪晋太郎投手が1軍キャンプ入り、埼玉西武ドラフト1位・増田達至投手、3位・金子侑司選手も1軍

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 阪神はスタッフ会議を行い、キャンプの1軍、2軍メンバーの人選を行った。ドラフト1位の藤浪晋太郎投手は全員一致で1軍入りが決定、またドラフト4位の小豆畑真也捕手も1軍の可能性がある。

 埼玉西武は1軍キャンプ参加メンバーを発表し、ドラフト1位の増田達至投手と3位の金子侑司選手の二人が1軍入り、特にこの二人はA班として主力メンバーとしてキャンプに望む。

 ただしキャンプは、ベテラン選手が最初は2軍からスタートすることもあり、徐々に入れ替えが行われていく厳しい戦い。最初は2軍スタートだったルーキーも認められて1軍に上がって来る選手もいるだろう。開幕時にどれだけのルーキーが1軍にいるのか楽しみだ。

 広島のドラフト2位・鈴木誠也選手は80mの遠投を行ったが、低く伸びる球に視察した松田オーナーも「鈴木の肩は広瀬級じゃ」とご満悦だった。鈴木選手は投手としても147km/hを記録しプロからの評価も高い投手だった。

 東京ヤクルトの石山泰稚投手と小川泰弘投手がプルペンで初投球を行い、小川投手は足を高く上げる豪快なフォームを披露、約30球を投げた。また、オリックスドラフト6位の戸田亮投手もブルペンに入り30球を投げ、自称152km/hのツーシームも16球投げた。戸田投手は150km/hの速球が武器の投手。高い素質を持っているだけにプロで成長して欲しい。

 

 西武は埼玉県所沢市の球団事務所でスタッフ会議を行い、春季キャンプでドラフト1位右腕・増田(NTT西日本)、同3位・金子(立命大)が主力組のA班(宮崎・南郷)でスタートすることが決まった。

 広島ドラフト2位・鈴木誠(二松学舎大付)が広瀬級の強肩を披露した。新人7選手がマツダスタジアムで初練習。80メートルの遠投で視線を集めた。

 

 他選手は山なりの球なのに、鈴木誠のみ低く伸びる球。勢い余って暴投も4球あった。松田オーナーは「鈴木の肩は広瀬級じゃ」とゴールデングラブ賞外野手の名前を挙げて絶賛。115メートルの遠投力を生かし、遊撃手に挑む18歳は「投手だったので肩はアピール点。“無理するな”と言われますが、無理はしていません」と笑顔だった。

 ヤクルトドラフト2位の小川(創価大)が、新人合同自主トレで同1位・石山(ヤマハ)らとともに初めてブルペン入り。大リーグ歴代最多奪三振の記録を持つノーラン・ライアン氏(現レンジャーズ球団社長)を手本にした左足を胸の高さまで上げる豪快なフォームから直球のみ30球を投げ込んだ。「初めてだったけど、いい感じで投げられた。変化球も少しずつ投げていきたい」と手応えを口にした。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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