阪神はスカウト会議を行い、59歳の北村照文スカウトと60歳の中尾孝義スカウトが退団のあいさつをした。北村スカウトは来季よりBCリーグ福井の監督に就任する。
担当選手にあいさつ
北村スカウトは今年のドラフトでJX-ENEOSの糸原健斗選手を獲得し、ほかにも望月惇志投手や山本翔也投手、小豆畑眞也捕手など、主に関東地区、東海地区でスカウトをしていた。この日、スカウト会議で退団のあいさつを行うと、鳴尾浜で望月投手などにもあいさつをし、「どこにいても担当は変わらない。何かあったら連絡してこい」と話したという。
北村氏は来年からBCリーグの福井ミラクルエレファンツの監督に就任することが決まっており、「独立リーグは何が足りないのかというものを、20年間の間に見させてもらった。3月1日からハードな活動になると思う。長い間スカウトとして、グラウンドの外から見てきたことを生かしていきたい。プロの経験を生かして指導し、選手の一番の特徴を引き出してあげたいですね」と話し、今度はプロに送り出す側となる。スカウト時代の縁を活かして福井へ選手を獲得したり、あるいは阪神のスカウトに選手の情報を伝えるなどもできるだろう。
また東海地区担当の中尾スカウトも退団のあいさつをおこなった。東海地区には今年引退をした筒井和也氏がスカウトに就任することが決まっている。
獲得に尽力した望月や山本、小豆畑らには「どこにいても担当は変わらない。何かあったら連絡してこい」とメッセージ。
「(来年)3月1日からハードな活動になると思う。長い間スカウトとして、グラウンドの外から見てきたことを生かしていきたい。選手の一番の特徴を引き出してあげたいですね」。
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