根尾昂選手に阪神も熱視線、150キロに135m特大弾

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中日がドラフト1位指名を決め、また阪神も野手ではドラフト1位の筆頭候補とした大阪桐蔭の根尾昂選手、この日は福井国体で投打にその力を見せた。

150キロ&135m弾

この日は下関国際と対戦した大阪桐蔭、根尾昂選手が先発をすると、初回にいきなり150キロを記録した。下関国際とは初対戦になるが、「圧のある球というか、初対戦なので腕を振っていこうと思った」と話し、しっかりと腕を振って4回にも150キロを記録するなど、打力のある鶴田克樹選手を3打数ノーヒット1四球に抑えるなど、5回3安打無失点に抑えた。

また、打撃でも5番を打つと、2回、ノーアウト1塁の場面で、同じく二刀流の鶴田投手のストレートを共振し、打球はバックスクリーン左の芝生席に飛び込む推定飛距離135mの特大2ランホームランを放った。これで高校通算32号となった。

このあたりには西谷監督も絶賛、「風が強くて、左打者はきついかなと思ったけど、逆方向へうまく打った。根尾らしい打球だった」と話し、ライトからレフトに吹く強い風がある中でのホームランに驚きの表情も見せた。

阪神も注目

この日は中日の中田SDが視察し、ドラフト1位指名を明言したが、阪神も畑山チーフスカウトなどが視察した。阪神はスカウト会議などで、即戦力投手の指名の可能性があるものの、根尾選手をあらためて評価する動きがあり、野手ならば根尾選手が一番と、球団フロントは根尾選手を野手の筆頭候補としている。

阪神はドラフトが近づくこの時期は、コメントを出さない方針で、この日もコメントはなかったが、デイリースポーツでは1面で根尾選手を報じ、「絶対虎に欲し~い」としている。阪神も中日も国体高校野球の最終日までスカウトが残り、大阪桐蔭の最後の試合まで視察をする。

今年のNO.1の選手は根尾選手だった。これは最初から、そして最後まで。国体は今日、明日まで続き、10月11日の期限までに根尾選手もプロ志望届を提出する。そして10月25日、根尾ドラフトが行われる。

2018年ドラフト指名予想
2018年度-特Aランクのドラフト候補リスト

プロも同様の評価だった。阪神は畑山チーフスカウトが視察。中日・中田アマスカウトディレクターは「スイングが柔らかくて、バットに乗せるのがうまい。(西武)松井稼頭央みたいなタイプだね」と改めて非凡な才能を感じ取っていた。
根尾はドラフトで指名を受けた球団の方針にもよるが、プロでも二刀流継続に意欲を見せている。アピールするように、投手としての潜在能力も示した。
一、四回に自己最速タイの150キロを計測。「圧のある球というか、初対戦なので腕を振っていこうと思った」。5回3安打無失点で、六回からは遊撃へ。勝利投手となった試合後は「50点ぐらい」といつも通り謙虚な受け答えを見せた。

ネット裏では阪神の畑山俊二チーフアマスカウト、中日の中田宗男アマスカウトディレクターらが視察。既に評価が固まっている段階で国体まで熱視線を送るのは極めて異例だ。今秋ドラフト1位候補に挙げる両球団とも最終日の3日まで視察する予定だろいう。

ドラフト会議を25日に控え、阪神などが視察した。すでに1位指名の方針を固めている中日の中田アマスカウトディレクターは、交渉権を獲得すればと前置きした上で「投手をやりたいなら、やらせてあげたい。十分、投手でもやっていける」と、プロでも二刀流を希望している“恋人”にほれ直していた。

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