2016年のドラフトで指名された高校生投手がオープン戦などで注目を集めていたが、広島カープの高橋昂也投手、横浜DeNAの京山将弥投手が開幕ローテーション入りすることが分かった。また同世代でルーキーの埼玉西武・伊藤翔投手も開幕1軍入りを決めた。
2年目世代
東北楽天の藤平尚真投手などが既に活躍を見せている、2016年に指名された高校生世代の投手が、2年目に飛躍しそうだ。
広島は2016年ドラフト2位で指名した高橋昂也投手が、4月4日のヤクルト戦でプロ初先発をする見通し、オープン戦で好投を続けており、期待が高まっていた。28日のウエスタンリーグ・ソフトバンク戦で登板したのち、開幕ローテ投手として1軍に昇格する。
また横浜DeNAは、2016年ドラフト4位の京山将弥投手が、4月1日の東京ヤクルト戦でプロ初先発をする。オープン戦では阪神戦で5回2安打無失点と好投し、ラミレス監督も「先発陣に何かあった場合のリストの上位」と評価されていた。チームは濱口投手、今永投手、ウィーランド投手が離脱している緊急事態となっており、若い投手に大役が回る。
また埼玉西武は、昨年のドラフト3位で指名した伊藤翔投手が開幕1軍入りすることが分かった。オープン戦ではリリーフとして5試合に登板し、7回2/3を1失点、最速152キロの速球を投げる。伊藤投手は2016年の高校生ドラフト候補だったが指名漏れし、昨年は四国アイランドリーグの徳島でプレーし、1年でプロ入りを決めた。プロ入りでは出遅れたが、プロで世代のリーダーに上っていく。
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