函館ラサール・清水洋二郎投手が延長14回を投げて23奪三振

清水洋二郎, 函館ラサール

 南北海道大会では昨年夏に8回で20奪三振を記録するなど、注目される左腕、函館ラ・サールの清水洋二郎投手が登板した。

 清水投手は春季大会でも函館有斗を4安打13奪三振に抑えて完封して道大会に出場すると、北海高校にも勝利するなど高い実力を持った180cmの左腕投手。この日は球速は130km/h前半に抑えて変化球を中心に投球、9回まで2失点で2-2のまま延長戦に入ると、延長14回まで投げ続けて3-2で勝利、奪った三振は23個を数えた。

 今年すぐにプロ入りという事は無さそうで、本人も進学希望のようだ。情報によると清水投手は東京大学も見に行ったという事で、もし東大に入学すれば大きな戦力となる。桑田コーチの元で東京六大学を盛り上げてくれそうだ。

 延長14回、1ボール2ストライク。函館ラ・サールの清水が左腕を振り抜くと、相手打者のバットは空を切った。23個目の三振にこん身のガッツポーズ。苦しみながらつかんだ勝利に、マウンド上で雄たけびを上げた。

 道高野連によると、23奪三振は夏の地区予選の1試合最多タイ記録で、史上3人目。2年春の2回戦函館大谷戦で8回20奪三振、昨夏の2回戦奥尻戦は7回参考ながら完全試合を達成した。最後の夏も本領を発揮し「投げていて、いつも以上に球が走っていた」と204球を振り返った。

 攻めの姿勢を貫いた。函館商の先発メンバーは8人が右打者。外に逃げるスクリューやシュートでカウントを整え、MAX130キロ台前半ながら内角を突く直球で「K」の山を量産した。「大事な場面では三振を取りに行った」。5、9回を除く毎回三振。13回は3者三振で攻撃にリズムを作り、逆転につなげた。武田将知監督(25)は「洋二郎が三振をとってくれた」とたたえた。


PAGE TOP