沖縄尚学がベスト4、山城大智投手、久保柊人投手がチーム引っ張る

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 明治神宮大会準々決勝、沖縄尚学が、駒大苫小牧を破り決勝に進出した。

2枚看板

 沖縄尚学は比嘉監督が「山城のチーム」と言い切り、山城大智投手を絶対的なエースとして信頼を置いている。夏の甲子園では福知山成美戦、弘前学園聖愛戦でリリーフとして登板し5イニングで2失点も、九州大会ではエースとして3試合に完投勝利した。

 この夏に習得した左足を大きく上げて体重を右足に乗せる、東京ヤクルト・ライアン小川泰弘投手のようなフォームから、伸びのあるストレートを投げて8回5安打6奪三振で3失点、自責点は0だった。

 しかしこのエースを支える投手がいる。本来は内野手だが今大会はライトを守る久保柊人投手。初戦は4回から登板し、6イニングを2安打4奪三振と完璧なピッチングで勝利に貢献した。この日も9回1イニングをノーヒット、1奪三振に抑えた。

 常時140km/hを記録し最速は143km/h、シュート系の球もあり打者を詰まらせて打ち取る。フォームにタメが少なく、本来は野手という所もあるが力のある球を投げる投手だ。

 来年春もこの二人が甲子園を沸かせてくれるだろう。

琉球のライアン・山城大、8回自責点0 - 西日本スポーツ:2013/11/19

 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
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