明治神宮大会準々決勝、沖縄尚学が、駒大苫小牧を破り決勝に進出した。
2枚看板
沖縄尚学は比嘉監督が「山城のチーム」と言い切り、山城大智投手を絶対的なエースとして信頼を置いている。夏の甲子園では福知山成美戦、弘前学園聖愛戦でリリーフとして登板し5イニングで2失点も、九州大会ではエースとして3試合に完投勝利した。
この夏に習得した左足を大きく上げて体重を右足に乗せる、東京ヤクルト・ライアン小川泰弘投手のようなフォームから、伸びのあるストレートを投げて8回5安打6奪三振で3失点、自責点は0だった。
しかしこのエースを支える投手がいる。本来は内野手だが今大会はライトを守る久保柊人投手。初戦は4回から登板し、6イニングを2安打4奪三振と完璧なピッチングで勝利に貢献した。この日も9回1イニングをノーヒット、1奪三振に抑えた。
常時140km/hを記録し最速は143km/h、シュート系の球もあり打者を詰まらせて打ち取る。フォームにタメが少なく、本来は野手という所もあるが力のある球を投げる投手だ。
来年春もこの二人が甲子園を沸かせてくれるだろう。
琉球のライアン・山城大、8回自責点0 - 西日本スポーツ:2013/11/19
コメント