前橋育英・高橋光成投手は144km/h、6回6安打5奪三振無失点

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 MRT招待試合には前橋育英も招待され、この日は日南学園と対戦した。前橋育英は春の群馬大会では登板しなかった高橋光成投手が先発すると、球速は144km/hを記録し6回を6安打5奪三振で無失点に抑える好投で、こちらも復活の投球を見せた。

144km/hで6回無失点5奪三振

 球速については、スポーツニッポンでは144km/h、日刊スポーツでは最速141km/hとしており、昨年甲子園で見せた148km/hに比べるとまだまだののようだが、「コントロールは前より良くなってきた」と話す通り、角度のある低めのストレートをテンポよく投げる投球で、6安打を許したものの危なげのない投球で、九州大会にも出場した日南学園を6回無失点に抑えた。

 昨年夏に甲子園で優勝をした際にも、終盤は暑さと疲れでフォームが崩れてきており、秋の県大会では初戦で敗れていた。1月にバント練習中に右手親指付け根を骨折し、4月は公式戦も登板せずスロー調整をしていた。

 高橋投手の場合はお手本となるようなバランスの良いフォームが魅力で、そのフォームに再びたどりつくことができるかが課題だと考えていた。まだ速い球を投げた時に制球ができているのかはわからないが、コントロールで苦しむ事は無かったようで、その点は不安を一つぬぐい去った形となった。

 

7割まで回復

 高橋投手は「7割くらいまでは回復している。夏は全試合自分が投げるつもりで臨みたい」と話し、こちらも安楽投手と同じ位まで来ているという。奇しくも今年のドラフト1位候補投手二人が、同じような復活への道を歩んでいるが、この日視察に訪れた9球団29人のスカウトも、二人の投げている姿を見て安心をしたことだろう。

 これで二人への不安は無くなったはずで、ドラフト候補として、早稲田大の有原航平投手や亜細亜大の山崎康晃投手と同じ目線で評価をすることができる。ドラフト1位指名は再び確実となった。

 

 昨夏甲子園優勝投手でドラフト候補右腕の前橋育英・高橋光成(こうな)投手(3年)が10日、宮崎市のサンマリンスタジアム宮崎で行われた日南学園(宮崎)との練習試合に先発。6回を6安打無失点に抑え、チームも4―0で勝利した。

 高橋は今年1月下旬に右手親指付け根を骨折。今春の群馬県大会は登板せずに初戦敗退していた。この日は最速144キロをマークし「7割くらいまでは回復している。夏は全試合自分が投げるつもりで臨みたい」と笑顔。変化球も自在に操り、順調な回復ぶりを披露した。

光成141キロ - ニッカンスポーツ紙面:2014/5/11

 

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