済美・安楽智大投手が7失点、明徳義塾・岸潤一郎投手は8回ノーヒット、5球団が視察

高校野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 済美高校は明徳義塾と行い、済美のエース・安楽智大投手、明徳義塾のエース・岸潤一郎投手の出来に明暗が分かれた。

連投の安楽投手

 安楽投手は前日の鳴門渦潮との練習試合で147km/hを記録し、昨年秋以降で初完封をしていたが、この日は「腕が振れなかった」と、7回1/3を投げて2本塁打を浴びるなど13安打7失点、コールドで敗れた。

 最速は138km/hと球速も出ておらず、連投に不安な面も見せた。また3回に打球処理の際に右足首をひねり、「全然大丈夫。特に問題はないですし、痛みもありません」と話したものの、その後も気にするしぐさを見せていたという。

 しかし安楽投手は「悪かったの一言。不安はないし、150キロは出ると思う」と、調子は悪くないことを強調した。本気の投球は夏の本番まで取っておくようだ。

 

岸投手は8回ノーヒット

 一方、明徳義塾のドラフト候補・岸潤一郎投手は、疲労による右肘痛で3週間ぶりの登板だったようだが、最速140km/hの速球とカットボールなど変化球を織り交ぜ、8回参考ながらノーヒットノーランを達成した。

 岸投手は「思い通りの球はまだですが、抑えることができた」と話す。こちらは万全の状態になっている。1年時から甲子園で活躍を見せた岸投手が、最後の夏の甲子園に向けて進み始める。

 

5球団のスカウト視察

 この日はプロ5球団のスカウトが姿を見せたという。昨日の鳴門渦潮戦も見ていると思うが、高校生に関しては、投球に関しては悪かった投球よりも良い投球の方を優先するという。しかし悪い投球の時に、態度や仕草など精神面の強さを見ているのだという。

 安楽投手をどのように評価するだろうか。また明徳義塾の岸選手は投手としても野手としても評価が高い。どのような評価を受けるのか、また岸選手も進路をプロに決めるのかなどが注目される。

 剛腕に異変が生じたのは3回だった。先頭打者に左中間へ三塁打を運ばれ、三塁ベース後方へカバーに走った際に、右足首をひねった。「全然大丈夫。特に問題はないですし、痛みもありません」。気丈に話したが、直後の1死三塁から右犠飛で先制点を献上。足もとを気にしながらの投球となった影響で、4回以降も2本塁打を被弾するなど失点を重ねた。

 自己最速157キロを誇るが、この日は138キロ止まり。自慢の剛速球は影を潜め、上甲正典監督(67)は「足がおかしいと思ったので『5回で代わるか?』と聞いたら『行く』と言うので行かせた。痛めたのなら、大事な時に運がないが…」と心配そうに話した。

 この日もネット裏にはプロ5球団のスカウトが集まった。親友でありライバルでもある明徳義塾・岸との投げ合いは完敗。それでも「きのうは(右肘の)ケガが明けて一番の投球ができた。焦りはない」と前向きだ。15日に初戦を迎える愛媛大会に向け「今の状態なら150キロは出ると思う」と強気に話した。

 昨春センバツの準優勝投手で最速157キロを誇る済美(愛媛)の安楽が明徳義塾(高知)との練習試合で登板した。だが、試合前に右足首をひねった影響もあり、この日の直球の最速は138キロ。2本塁打を含む計13安打を浴びるなど7回1/3を7失点と散々の内容だった。

 明徳義塾のエース岸が8回無安打の快投を披露した。疲労性の右肘痛で約3週間ぶりの実戦登板だったが、カットボールを効果的に織り交ぜて的を絞らせなかった。直球の最速はこの日の安楽をしのぐ140キロ。許した走者は三失と四球の2人だけで、「思い通りの球はまだですが、抑えることができた」と振り返った。打線も安楽から2本塁打を含む計13安打。5年連続の夏切符へ死角は見当たらない。

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