盛岡大付・松本裕樹投手が甲子園練習に臨む、福岡ソフトバンクスカウトが視察

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 夏の高校野球甲子園大会に向けて、各高校の甲子園練習が始まった。盛岡大付の松本裕樹投手は、雨のため土の部分での練習ができずにマウンドの感触を確かめることはできなかった。

150km/hを目標に

 松本投手は甲子園での投球について、「自分は真っすぐで押すタイプではない」と話している。2年センバツの時も変化球が多く、岩手大会でもスライダー、フォークなど多彩な変化球が特徴的だった。

 しかしその中で投げたストレートは150km/hを記録し、やはりストレートには力がある。松本投手も「150km/hを出せれば。ここまで三振も全部狙って取ってきたので、取れるだけ取りたい。」と強気のコメントも口にした。

 この日はマウンドの感触を確かめられず「外でやりたかったですが、仕方ない」と話した。室内練習では打撃だけの練習を行い、その後に西宮市内の練習グラウンドでシート打撃と軽めのキャッチボールだけを行った。打撃についても「狙いはしませんが、ホームランも打てればいいですね」と話した。

 

福岡ソフトバンクスカウト視察

 この日の練習に福岡ソフトバンクの作山スカウトが視察に訪れた。作山スカウトは「センスの良さにタフさが加わった。ダルビッシュみたい。甲子園の舞台でどんな投球をするか楽しみ」と話した。

 福岡ソフトバンクは2012年のドラフト会議で大谷翔平投手の1位指名を予定していたが、本人のメジャー入り宣言を受けて指名を回避した経緯があり、今度こそという思いはあるかもしれない。当時は大谷翔平選手をスラッガー候補として評価をしていたようだが、作山スカウトは投手として評価をしているようだ。

 松本選手には阪神や横浜DeNAなども高い評価をしている。ドラフト会議では外れ1位までには消える可能性がある。

 過去の自分に勝つ、その一つの目安がスピードだ。しなやかな投球フォームから、今春の地区大会で150キロをマークした。「自分は真っすぐで押すタイプではない」としながらも「球速は出ればいいと思います」と珍しく数字の目標を口にした。もし松本が自己新の151キロを出せば、メッツ・松坂大輔(横浜、98年夏)やヤクルト・新垣渚(沖縄水産、同年夏)らの大物と肩を並べることになる。

 甲子園練習では打撃のみの調整で、その後に西宮市内で行われた割り当て練習でキャッチボールを行った。阪神が今秋ドラフトで1位候補にリストアップするなど、今大会注目の右腕を視察したソフトバンク・作山和英スカウトは「センスの良さにタフさが加わった。ダルビッシュみたい。甲子園の舞台でどんな投球をするか楽しみ」と期待を寄せた。盛岡大付は夏8度目の出場だが、未勝利。松本は「まず1勝。そして全国制覇したい」と力強く誓った。

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