2014年も残すところあと17日となった。ドラフト候補選手の動画とみんなの評価のページにみなさまからお寄せいただいている選手で、楽しみな来年のドラフト候補を探してみます。まずは北海道の高校生。
名門校
東海大四の大沢 志意也投手は球速は130km/h後半も記録し、明治神宮大会では宇部鴻城を7回6安打1失点で完投した。しかし続く浦和学院戦では6回途中まで14安打を浴び10失点でコールド負け、寒さや慣れない環境もあったと思うが、プロを意識するならば先輩の西嶋亮太投手のように強いストレートを投げられるようにしたい。西嶋投手ももう少し早く夏の甲子園の投球を見せていればという思いもある。
また東海大四の山本 浩平選手は3番ライトの選手で、北海道大会では2本塁打、明治神宮大会でも宇部鴻城戦で3打数2安打1打点の活躍を見せた。175cmと大きくは無いが打席では大きく見える選手で期待したい。
北海高校は渡辺幹理投手に注目、181cmから141km/hを投げる。しかし1年生秋にエースとなったもののその後、1月に右肘の炎症、春先には右肘の神経が麻痺する肘部管症候群を発症し1年間投げられない状態が続いた。しかし、秋は北照戦で先発した5回を5安打2失点、札幌日大戦では9回145球を投げ6安打2失点と好投を見せた。
札幌日大もエースの山本 龍之介投手は182cmから141km/hを投げ、北海戦では9回7安打3失点で敗れたものの9奪三振を記録した。
北照は投手の層は薄いが打線では佐々木 斗夢選手など素質の高い選手いる。駒大苫小牧には昨年春の甲子園を経験した伊藤 大海選手などが残っている。白樺学園には河村 説人投手という192cmから137km/hの速球を投げる投手と、170cmながら10本塁打、遠投100m、そして50m6.0秒の足のある工藤 哉芽選手がいる。
隠れた逸材
帯広緑陽高校の長江理貴投手181cm84kgの体があり143km/hの速球を投げる。運動神経が高く、中学時代には野球とスケートで全国大会に出場した経験がある選手で、ドラフトでは話題となりそうだ。
札幌大谷高校のエースは岡本 凜典投手で177cmから137km/hながら重そうな球を投げる。ただし控えの大友 亜蘭投手も注目される。182cm80kgから143km/hの速球を投げ、中学時代は大友投手の方がエースだった。2枚看板の札幌大谷にはプロのスカウトも足を運ぶ事になりそう。
その他、立命館慶祥の高氏 祥太投手は181cm、留萌千望の高田 郁美斗投手も180cmから140km/h台を記録するようだ。
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