県岐阜商の高橋純平投手が姿を消し、高校野球選手のスカウトの目はその他のドラフト上位候補に移る事になる。大分商の148km/h右腕・森下暢仁投手は準決勝の杵築戦で4安打1失点完投勝利し、東海大相模の小笠原慎之介投手と共に注目度は増しそうだ。
調子は良くないが
森下暢仁投手は今大会は、別府青山戦で最速148km/hを記録して9つの三振を奪うなど、迫力のピッチングを見せたものの、その後は140km/h前後の速球を低めに集め、省エネ投球を見せている。調子自体は良いとは言えない状態のようだが、この日も最速は144km/h、140km/h前後の速球で杵築打線を4安打1失点に抑えた。
森下投手の魅力は抜群の制球力で、渡辺監督も「悪くてもコントロールできる投手」と信頼をしている。次はいよいよ決勝、強豪の明豊と甲子園をかけて戦う。
6球団が注目
この日は6球団のスカウトが視察、常に8球団前後のスカウトが注目しており、ドラフト上位候補としての名前が挙がる。高橋純平投手、小笠原慎之介投手に続くクラスとして、ドラフト会議では2位前後で名前が呼ばれそうだ。外れ1位に入ってくる可能性もある。
甲子園に出場すれば、さらに評価は上がってくると見られ、決勝戦の行方に注目が集まる。
大分商が決勝 プロ注目148キロの森下完投/大分 – 高校野球 : 日刊スポーツ 2015/7/26
大分商が3-1で杵築を下し2年ぶりの決勝に進出した。プロ注目の最速148キロ右腕、森下暢仁(まさと)投手(3年)が4安打1失点完投で勝利に貢献した。
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