千葉ロッテ、九州国際大付・山本武白志選手をリストアップし上位指名も

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 甲子園大会で早稲田実に敗れた九州国際大付、4番の山本武白志選手はこの日は1本ヒットを放ったものの、4打数1安打に終わった。今大会は大阪偕星学園戦で2打席連続ホームラン、作新学院戦では2試合連続となる今大会3本目のホームランを記録し、千葉ロッテが指名リストに入れている。

やり切った

九州国際大付・山本武白志選手は188cm89kgのスラッガーで、九州国際大付では1年生の秋からサードでレギュラーとして出場し、昨年も清水優心選手(2014年北海道日本ハムドラフト2位)、古澤勝吾選手(2014年福岡ソフトバンクドラフト3位)の後の6番を主に打ち、今年のドラフト候補としても注目されていた。

しかし昨年は甲子園出場を決めたものの初戦で東海大四の西嶋亮太選手に翻弄され、4打数ノーヒットで初戦敗退、活躍を見せることなく甲子園を去った。この日、早稲田実に敗れたものの今年の大会では4番として3本のホームランを放ちチームもベスト8入り、3試合を思う存分楽しみ、「今年は楽しくて、やりきった感がある。たくさん打ててよかった」と話した。

山本選手は試合後に進路について、「自分の中では決まっていますけど、また改めて報告します」と話した。プロ志望を希望することは確実とみられている。

 

千葉ロッテが指名へ

 その山本選手について千葉ロッテの松本編成統括は「バッティングは高校生離れしたものを持っている」と評価、「リストに入っている」と話した。千葉ロッテは主軸を打てる選手が少なく、外国人に4番を任せる状態が続いている。角中選手、今江選手も長打が打てるものの、以前より和製大砲の獲得を狙っていた。

 故障もやや多い今江選手とサードを争う選手として山本選手は補強ポイントとしても十分あっているとみられる。ただしサードを守る長距離砲は福岡ソフトバンクなども獲得を目指しており、千葉ロッテ・林球団本部長は「甲子園で評価も上がり、指名順位も上がるだろうから当然、うちも上がってくる」と、ドラフト上位指名の可能性も示した。

 1999年から5年間監督をつとめた山本功児氏の子息でもあり、林球団本部長は「縁もありますね」と話した。ドラフト3位、4位で山本選手の指名がありそうだ。北海道日本ハムの清水、福岡ソフトバンクの古澤と同じリーグで戦うことになりそうだ。

2015年度-高校生内野手のドラフト候補リスト

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夏の甲子園を視察した松本尚樹編成統括は「(指名候補の)リストに入っている」と話した上で「バッティングは高校生離れしたものを持っている」と評価した。この日早実との準々決勝で敗退したが、大阪偕星学園との2回戦で2打席連発を放つなど3本塁打を記録。高校通算24本塁打を誇る右の強打者に対し、プロの注目は急上昇しており、山本本人も進路をプロ一本に絞っている。

9回は「最後の打席になると思って、印象に残してやろうと(本塁打を)狙った」と強振したが、中飛に倒れた。それでも2回戦・大阪偕星学園戦で2打席連続アーチを放つなど、大会計3本塁打をマークし、元ロッテ監督の父・功児さん譲りのパワーを披露した。「(1回戦敗退の)去年は悔しさしかなかったけど、今年は楽しかった。やりきった」と話した。

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