履正社が明治神宮大会へ、安田尚憲選手、若林将平選手が活躍

高校野球ドラフトニュース 2017年ドラフトニュース

秋季高校野球近畿大会は履正社が神戸国際大付に8-2で勝利し優勝した。4番の若林将平選手が2ランホームランなど2安打3打点の活躍を見せた。

明治神宮大会へ

若林選手は夏の大阪大会や甲子園では6,7番を打ち、甲子園では11打数2安打だったが大阪大会では満塁ホームランを放つなどチームを引っ張る活躍を見せていた。新チームからは4番に座ると大体大浪商戦でホームランを放ち、近畿大会準決勝の滋賀学園戦でも3ランホームランを放つなど主軸の働きを見せている。

この日は3回に先制となる押し出しの四球を選ぶと、8回には2アウト1塁の場面でレフトスタンドに2ランホームラン、2試合連続のホームランで試合を決定づけた。また3番の安田尚憲選手も3回1アウト1,2塁の場面で痛烈な内野安打でチャンスを広げ、7回に左中間に2ベースヒットを放ち出塁すると、そこから4点を奪うきっかけとなった。

履正社高校は、プロでは山田哲人選手が活躍し、昨年の阪神ドラフト2位の坂本誠志郎捕手もルーキーながら1軍でマスクを被った。今年のドラフト会議では寺島成輝投手が東京ヤクルトからドラフト1位指名、山口裕次郎投手はプロ入りは微妙だが北海道日本ハムからドラフト6位で指名を受けている。大学でも法政大の中山翔太や、社会人でもJR東日本の永谷暢章投手が成長している。そしてこの若林選手や安田選手も来年のドラフト候補として注目される。

これで明治神宮大会への出場が決まった。明治神宮大会では早稲田実の清宮幸太郎選手も出場をきめており、スラッガーのドラフト注目候補として注目されそうだ。安田選手は清宮選手について「見てみたい。軽くパーンとホームランを打てる打者。楽しみです」と話した。

センバツ出場のゆくえ

履正社が優勝した事で近畿からのセンバツ出場枠の5枠目については、準々決勝で履正社に敗れた高田商が候補に挙がってくる。ただし8回コールド0-7で敗れている。準優勝の神戸国際大付は準々決勝で上宮太子と対戦しているが、11-3と大差で、しかも大阪府の履正社、大阪桐蔭がベスト4に残っていることから上宮太子の出場は厳しい。

履正社に準決勝で3-6で敗れた滋賀学園に、準々決勝で0-1で敗れている報徳学園が点差的には有力かもしれないが、兵庫県の神戸国際大付が出場する事から、大阪2校、兵庫2校、滋賀1校というのは地域性で議論となりそう。神戸国際大付が決勝で2-8で履正社に敗れているという事から履正社の実力が抜きんでていたとみて、奈良・高田商が選出される可能性が高いのではないかと思う。

履正社高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

「全国の選手が集まる神宮で自分たちの力を試したい。もう一回、自分の役割や責任を冷静に考えて、自分たちの野球をしたいです」と若林。

これで11日から行われる明治神宮大会への出場が決定。来春センバツを前に、履正社・安田、早実・清宮幸太郎内野手(2年)と2人のドラ1候補が神宮の舞台で共演することになった。

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