金足農・吉田輝星投手が150キロ16K完封、日本ハムスカウト「北東北、北海道の高校生で一番」

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金足農の吉田輝星投手が夏の大会で初登板、目標としていた150キロを記録し、毎回の16奪三振で完封した。

150キロ右腕誕生

吉田輝星投手は176cm82kgの右腕で、これまで147キロを記録し、U18代表の一次候補にも選出されるなど注目されていた。176cm82kgと上背はなく、専大北上で元阪神スカウトだった中尾監督から、桑田真澄投手のような投球センスがある投手と、春の東北大会の時に評価されていた。

その吉田投手は紺日、秋田北鷹戦で先発すると、球速は自己最速の150キロを記録、「150キロは目標だったのでうれしかった」と話した。投球内容も抜群で、5回2アウトからは5者連続三振など、毎回の16奪三振を記録、試合のスコアは2-0と、初戦の入りで強豪も苦しんだが、完封勝利でチームに勝利をつけた。

2球団スカウト視察

プロ注目右腕の初登板だったが、この日は2球団のスカウトしか集まらなかった。すでに評価済みという事もあるし、この試合は勝ちあがると踏んでいたのかもしれないが、視察をした北海道日本ハムの白井スカウトは「投手としてのセンスが高い。桑田さん的なタイプ」と中尾氏と同じ評価をし、「春より直球の質が上がった。北東北、北海道の高校生で一番」と担当の北東北と北海道の中でNO.1投手と評価をした。

この夏の投球で吉田投手の評価は一気に上がりそうで、2位以内でなければ獲得できない投手になりそうだ。

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身長1メートル76、体重82キロ。上背はなくても、がっしりとした体を大きく使い、鋭く腕を振る。視察した日本ハムの白井康勝スカウトは「投手としてのセンスが高い。桑田さん的なタイプ」と評した。PL学園で夏に2度全国制覇し、巨人のエースとして活躍した桑田真澄も1メートル74だ。吉田は言う。「切れとコントロールを意識して、しっかりとしたフォームで投げれば球速は出る」。春の東北大会後に行われた1週間の校内合宿では短距離ダッシュを毎日1時間繰り返し、下半身を鍛えた。

自己最速を3キロ更新。高野連関係者も「この球場で高校生が出したのは初めて」と語る夢の数字をたたき出した。カットボール、カーブも交え「追い込んだら狙っていった」と5連続を含む毎回の16奪三振だ。

 この日はプロ2球団のスカウトが視察した。日本ハム・白井スカウトは「春より直球の質が上がった。(担当の)北東北、北海道の高校生で一番」と高評価した。

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