東邦・石川昂弥選手はプロへ、スラッガーとして中日、巨人、阪神など評価

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エースとして決勝を完封した石川昂弥選手だが、やはり本人もプロのスカウトも野手としてプロの舞台での活躍を見据えている。

地元中日が評価

この日、プロのスカウト陣は甲子園からは離れている人が多かったが、中日の米村チーフスカウトはテレビで石川昂弥選手の活躍を見て、「右打ちで長打力があり打率もいい。結果で高い評価を勝ち取ったと思う。上位候補の頭数に入ってくる。投手としても成長している」と話した。

中日は3月28日にスカウト会議を行ったが、センバツ1回戦で快投を見せ、北信越で準地元の逸材と注目する星稜・奥川恭伸投手、また157キロの速球を投げる大船渡・佐々木朗希投手の名前が挙がる中で、石川選手についても推す声が挙がったという。松永編成部長は「センター方向に大きいのを打てるのは魅力。甲子園で優勝をするというのは、何かを持っているということ。間違いなく評価は上がったと思う」と話した。

中日は昨年のドラフト会議で地元・岐阜出身で、甲子園で春夏連覇を達成した大阪桐蔭の根尾昂選手を獲得しているが、今年も地元・愛知の石川選手を指名する可能性は非常に高い。特に根尾選手がショートに入り、そしてサードに石川選手が入るようになれば、若き主軸内野陣の形が見えてくる。是非とも獲得したい選手だろう。

他球団も本人も

ただし、右の大砲はほかの球団も探している。そして石川選手は東邦で、ショートとしてプロ注目の熊田任洋選手がいなければショートを守っている選手と評価をされるほど守備の評価も高い。長打の打てる大型ショートは、プロのスカウトが非常に好む。

1回戦終了後には巨人の長谷川スカウト部長も「逆方向へ強い打球を打てるし、変化球への対応も良い」と話し、阪神の筒井スカウトも「打撃の非凡さは元々あるが、センターから右方向へあれだけ本塁打を打てる選手はそうはいない」と評価をする。

そして石川選手もこの日のインタビューで、「僕は打者です。完封より本塁打がうれしい」と話しており、将来は野手、スラッガーとして活躍する姿をイメージしている。

右のスラッガー、内野手の候補としてドラフト2位前後で指名が予想される。地元・中日を中心に各球団の駆け引きが行われるかもしれない。

2019年度-高校生内野手のドラフト候補リスト

阪神の筒井和也スカウトは「打撃の非凡さは元々あるが、センターから右方向へあれだけ本塁打を打てる選手はそうはいない」と高評価。また1回戦終了時点でも巨人・長谷川国利スカウト部長が「逆方向へ強い打球を打てるし、変化球への対応も良い」と話しており、ドラフト上位候補に挙がりそうだ。

「僕は打者です。完封より本塁打がうれしい」とさらり。野手1本でプロ入りを志望する。

中日スカウト、地元の逸材 長打力に期待 西日本スポーツ紙面 2019/4/4

 

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