夏の高校野球・沖縄大会の展望(2019)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球・沖縄大会が6月22日に開幕した。甲子園常連の興南・宮城大弥投手が149キロ左腕に成長し注目度も高く、地区のドラフト的注目度はB。

注目選手

昨年は、未来沖縄の宜保翔選手がオリックスにドラフト5位で指名された。

今年は、1年夏の甲子園から注目をされ続けてきた宮城大弥投手は、ドラフト上位で指名される可能性もある。1年時はマウンドでダイナミックな勢いがあり、鋭いスライダーで三振を奪う感じで、松井裕樹投手のような想像をしたが、3年時には球速は149キロを記録、ストレートを軸にまとまった投球を見せる投手になっていった。1試合を任せられる安定感もあり、九州大会でもしっかりと結果を残す力がある。欲を言えば松井投手のような大きな武器となる派手な変化球も欲しかったが十分だろう。

もう一人プロが注目するのが北山高校の金城洸汰投手。188cmの長身右腕で最速は139キロも素直で大きなフォームがあり、体が太くなってくれば140キロ後半を投げる本格派右腕になりそうな雰囲気がある。平良拳太郎投手の時のように、早く敗れてしまって見られなかったという球団が無いように、スカウトもしっかりと足を運ぶだろう。

その他の選手

沖縄水産の國吉吹投手も1年時から注目されてきた投手で、144キロの速球は伸びがある。コントロールや総合力で課題もあるが、持っている球の質は上のレベルでも見てみたい。沖縄水産は上原一帆投手も左から140キロの速球を投げる。また2年生の古波蔵悠悟投手も140キロ左腕、石川愛斗投手も140キロを投げる右腕で、140キロカルテットを作り上げた。打線も真栄城徳二郎選手というしっかりとした4番がいる。

嘉手納も親泊泰誠投手がエースで130キロ後半、石川銀投手が183cmの長身から130キロ後半、平典士投手も130キロ後半を記録し、沖水カルテットに対抗できる投手陣がある。親泊選手は4番としても力のある打撃がある。

興南高校は打撃でも勝連大稀選手、根路銘太希選手といった勝負強く、高い身体能力を見せる選手が甲子園などで経験を積んできた。沖縄尚学は水谷留佳選手がしっかりとした打撃があり沖縄屈指の強打者。末来沖縄の神里志温選手も能力だけでなくバッティングフォームもしっかりしている。春に快進撃で4強に進出した沖縄工は、左腕の宮城凌我投手が嘉手納を完封、力を見せた。

優勝予想

一昨年、昨年と興南が夏の甲子園に出場、宮城投手が力を見せている。宮地投手と互角に投げ合える投手を探すのは、九州、全国でも難しく、打線も経験豊富で得点力がある。優勝候補筆頭だろう。

対抗は沖縄水産。140キロカルテットには左右がそろい、場面に応じても起用できるし、調子を見て起用もできる。昨年秋は興南を下して優勝をしており、チャンスがありそうだ。昨年春・秋もこの2強が優勝・準優勝をしている。

昨年秋4強の沖縄尚学、嘉手納。そして今年春4強は北山、沖縄工の他に、勢いに乗れるチームがどれだけ出てくるか。

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