九州国際大付・下村海翔投手が4回ノーヒット、日本ハム4人&広島・ヤクルト・中日・ロッテ視察

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九州国際大付の149キロ右腕・下村海翔投手が夏初戦を迎え、4回ノーヒット5奪三振無失点の完ぺきな投球を見せた。この日は北海道日本ハムがスカウト部長含め4人態勢で視察、広島、東京ヤクルト、中日、千葉ロッテの5球団が視察した。

4回ノーヒット

下村海翔投手は174cmと大きくはないが、最速149キロを記録する速球と、スライダーなどキレのある変化球を投げ、四天王に次ぐ者の一人。

この日は古賀竟成館との対戦で先発をしたが、初回に「緊張していた」と四球を与えた。しかし、2回はスライダーを軸にカーブ、フォークを織り交ぜてペースをつかむと、3回からは「コーナーを突いて三振をとれた」とストレートでの見逃し三振も増えた。4回を投げてノーヒット5奪三振で無失点に抑えて降板、試合も7回コールドで勝利、ストレートの最速は144キロだった。

下村投手は「最近では一番いい感触の直球で、伸びとキレは球速以上のものがあった」と話し、ノーヒットで降板したことについては「納得をしての交代」と話した。

日本ハムは4人態勢

その下村投手にはプロが大いに注目する。この日も北海道日本ハムは大渕スカウト部長以下4人態勢で視察し、広島、東京ヤクルト、中日、千葉ロッテの合わせて5球団のスカウトが視察に訪れた。

◎中日・三瀬スカウト:「フォームがきれいだし、コントロールもいい。欠点がなくて高校生としては完成度が高い。上で通用するために、もっと球速が上がれば」

◎広島・末永スカウト:「春から見ていて安定感がある。直球の球威がもっと上がれば楽しみ。指先が器用でいろんな球が投げられる」

◎北海道日本ハム・林孝哉スカウト:「完成度が魅力」

スカウトからは完成度を高く評価する声があったが、この日はストレートが抑え気味だったのか、球速について求める声が多い。

この日は2年生捕手でスラッガーの井上堅心選手が好リードを見せ、また4回にホームランを放った。昨年は2回戦で逆転負けを喫している九州国際大付、エース・下村投手の快投でそこを勝ち抜き、甲子園出場に弾みを付けたい。

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この日は部長クラスら4人体制の日本ハムをはじめ広島、ヤクルト、中日、ロッテの5球団スカウトが視察。広島末永スカウトは「春から見ていて安定感がある。直球の球威がもっと上がれば楽しみ。指先が器用でいろんな球が投げられる」と目を細めた。カウント取りに行く時と、三振を狙う時で使い分ける2種類のスライダーの制球やキレも格段に精度アップ。進化を遂げた“ニュー下村”も披露した。

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