センバツ無観客、スカウトも視察できずに影響は?

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センバツが無観客で開催される方針が示され、プロ12球団のスカウトも無観客の場合には視察は出来ないという方針も固まったという。どのような影響があるだろうか。

クロスチェック

センバツが現時点で無観客で開催される方針が示された。これに伴い、プロ12球団は開催されたとしても無観客の場合には視察は出来ない、という方針も固まったとスポーツニッポンが報じている。スカウトからは「仕方ない」という声が挙がる中で、「判断材料が減るだけに今後の視察計画を練り直さなければならなくなる」と話した。

阪神の畑山統括スカウトは「何も決まっていない」とした上で、「全員でクロスチェックする機会がなくなる」と話した。またセリーグのスカウトは「甲子園という大舞台で全国のハイレベルな相手と戦うことで、その選手の本当の力が出る。そういう姿勢を見たいという思いもあるので」と話した。

スカウトは各担当地区を飛び回り、選手をチェックする事になるが、センバツではその全国の逸材が一堂に会する事になり、各球団ともほぼ全員のスカウトがスタンドで視察をする。その時に他の地区の選手と担当する選手を、対戦などを通じて実力を比較したりする。また、担当選手を他の地区のスカウトがどう評価するのかを確認し、スカウティングの精度を高めていく。

そして、全国大会、大舞台の上で選手が普段通りのプレーができるのか、または、それ以上の力を発揮する事をチェックしたり、その時のマウンド上でのしぐさやベンチ内での動きなどもチェックをして、人間性を見たりもする。東北高校のダルビッシュ有投手を、日本ハムのスカウトが開会式の立ち振る舞いを見て判断材料にした事もある。

センバツはテレビ中継があり、選手のプレーだけでなくそのようなプレー以外の部分をチェックすることができる大切な場面で、無観客、開会式の中止という中でそれをチェックする機会はなさそうで、またスタンドで見ることが出来なければ見る事もできない。ただし現在行われている大学、社会人のオープン戦や社会人の大会などが中止となっている事も多く、テレビで選手をチェックするという事になるかもしれない。

全国のレベルを見てその力を確認し、各地に戻ってその選手と比較するという自分の目を磨く場でもあったと思う。スカウトによってはセンバツ後にも影響が出てくるかもしれず、今年は東京オリンピックの開催により、都市対抗と日本選手権が入れ替わるなど、各大会、リーグ戦の日程変更もある。ドラフト戦線は異常事態が続きそうだ。

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ある球団のスカウトは「仕方ない」と理解を示す一方で、中止の可能性もある現状について「判断材料が減るだけに今後の視察計画を練り直さなければならなくなる」という声も上がった。高校生については春夏の甲子園でスカウトが一堂に会し、クロスチェックを行う球団が多い。あるセ・リーグのスカウトは「甲子園という大舞台で全国のハイレベルな相手と戦うことで、その選手の本当の力が出る。そういう姿勢を見たいという思いもあるので…」と苦しい胸の内を明かした。

阪神・畑山統括スカウトは今後の対応について「何も決まっていない」としつつ、大会期間中にスカウトの入場規制となれば「(春の時期にスカウト陣)全員でクロスチェックする機会がなくなる」と頭を抱えた。現地観戦ができない場合、スカウトがテレビ観戦でドラフト候補のプレーを確認する事態も現実味を帯びてきている。

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