健大高崎が春に続き甲子園に、箱山遥人選手が重圧と戦い阪神・オリックスなど評価

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夏の高校野球群馬大会では決勝戦が行われ、健大高崎が前橋商を下して優勝、春の全国覇者が甲子園に帰ってくる。

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8球団視察

この日はプロ注目の清水大暉投手のいる前橋商と対戦した健大高崎、箱山遥人選手は先制となる犠飛を打つと、勝ち越しのチャンスでも犠飛で打点を挙げ、この日は2打数ノーヒットも3打点と5-1での勝利に貢献した。

試合終了後にピッチャーマウンドにナインが集まる中で、箱山選手だけはホームベース付近で倒れ込んで涙した。センバツで優勝した後、春季関東大会では6打数ノーヒットでチームの準々決勝で敗退と、「みんながついてきてくれるのに、自分のせいで負けた」と重圧を背負い込んだ。グラウンドに出ると腹痛に襲われる時期もあったという。

しかし、この夏は「自分だけじゃない」とナインを信じて、自分のプレーに集中して5試合で2本塁打12打点を記録した。

この日は8球団のスカウトが視察したが、

阪神・吉野スカウト:「しっかり捉えられるようになっている。スローイングなどがどこまで良くなるか見てゆきたい」

オリックス・岡崎スカウト:「打撃で悩んで守備にも影響がでていたけど、吹っ切れたように見える。スイングに迷いがなくなって、ヘッドが走るようになった」

と復調を感じ取っていた。

甲子園では全チームの挑戦を受けることになるが、この重圧を乗り越えて勝ち上がった健大高崎、箱山選手にもう強さは無いはずだ。あとは思い切りやるだけで、結果はそこについて来る。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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