夏の高校野球群馬大会では決勝戦が行われ、健大高崎が前橋商を下して優勝、春の全国覇者が甲子園に帰ってくる。
8球団視察
この日はプロ注目の清水大暉投手のいる前橋商と対戦した健大高崎、箱山遥人選手は先制となる犠飛を打つと、勝ち越しのチャンスでも犠飛で打点を挙げ、この日は2打数ノーヒットも3打点と5-1での勝利に貢献した。
試合終了後にピッチャーマウンドにナインが集まる中で、箱山選手だけはホームベース付近で倒れ込んで涙した。センバツで優勝した後、春季関東大会では6打数ノーヒットでチームの準々決勝で敗退と、「みんながついてきてくれるのに、自分のせいで負けた」と重圧を背負い込んだ。グラウンドに出ると腹痛に襲われる時期もあったという。
しかし、この夏は「自分だけじゃない」とナインを信じて、自分のプレーに集中して5試合で2本塁打12打点を記録した。
この日は8球団のスカウトが視察したが、
阪神・吉野スカウト:「しっかり捉えられるようになっている。スローイングなどがどこまで良くなるか見てゆきたい」
オリックス・岡崎スカウト:「打撃で悩んで守備にも影響がでていたけど、吹っ切れたように見える。スイングに迷いがなくなって、ヘッドが走るようになった」
と復調を感じ取っていた。
甲子園では全チームの挑戦を受けることになるが、この重圧を乗り越えて勝ち上がった健大高崎、箱山選手にもう強さは無いはずだ。あとは思い切りやるだけで、結果はそこについて来る。
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2024年度-高校生捕手のドラフト候補リスト
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健大高崎V、プロ注目箱山歓喜の涙 ー デイリースポーツ紙面
前橋商・清水大暉と健大高崎・箱山遥人の「プロ注対決!」に球場全体からどよめきと拍手/群馬 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ
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