関西スポーツ賞の団体賞を受賞した夏の甲子園覇者の京都国際が表彰され、大学に進学するエースの中崎琉生選手と主将の藤本陽毅選手、捕手の奥井颯大選手が4年後のプロ入りについても語った。
プロで活躍するために大学進学を選択
夏の甲子園を制した京都国際、この日は関西スポーツ賞の表彰式に小牧監督、主将の藤本選手、捕手の奥井選手、エースの中崎投手が出席したが、中崎琉生投手は「春のセンバツで悔しいことも経験したんですけど、それ以上に夏の甲子園で優勝できたうれしいが大きくて、心身ともに大きく成長できた充実した1年でした」と話した。
中崎投手は東都リーグの国学院大に進学するが、「プロで活躍するために、プロ志望届を出さずに大学進学を決めたので。野球に真摯に向き合って、4年後にドラフト1位でプロに入団できるように頑張りたいです」と話し、2028年ドラフト会議の1位指名を目指す。
また主将の藤本陽毅選手も、同じ東都リーグの中央大に進学する。「最終的な目標はプロで活躍すること。この4年間で心技体兼ね備えて、4年後しっかりドラフト上位でプロ野球選手になれるように頑張っていきたいと思います」と話し、こちらもドラフト上位でのプロ入りを目指す。
捕手の奥井颯大選手も強豪大学に進学予定で、「この甲子園優勝が人生にピークになるなって小牧さんからも言っていただいてるので、4年間しっかりと土台作りを頑張って、4年後支配下選手としてプロに行けるように頑張りたいと思ってます」と、こちらも4年後のドラフト会議での指名を目指すと話した。
京都国際からは昨年のドラフト会議で杉原望来投手(広島育成ドラフト3位)、浜田泰希選手(北海道日本ハム育成ドラフト1位)、長水啓眞投手(福岡ソフトバンク育成ドラフト8位)の3選手が指名されたが、今年はチームは優勝したもののプロ入りする選手はなかった。しかし、4年後のプロ入りを明確に設定し、それぞれの道に進む。
そして来年も高校生では打てないと言われるスライダーで夏の優勝に貢献した左腕・西村一毅投手がおり、来年の高校野球でも中心となるチームになりそうだ。
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