昨年ドラフト最後の指名選手、山本祐大選手が1軍初出場

横浜DeNAルーキーニュース

昨年のドラフト会議で一番最後に指名をされたのが、BCリーグ・滋賀の山本祐大捕手、12球団で唯一のドラフト9位での指名だった。19歳の山本選手が1年目の5月に1軍デビューを飾った。

期待の若手捕手

山本祐大捕手は京都翔英出身で、2017年にBCリーグ・滋賀に入団すると、1年でNPBから指名された19歳の若い捕手。滋賀に入ってから本格的に捕手としてスタートし、1年で評価を得る捕手となった。

京都翔英では同学年に石原彪捕手(2016年東北楽天ドラフト8位)がおり、外野手としてプレーしていた。その後、中部学院大へ進学を決めており、大学でプロを目指す予定だったものの、春先に大学の練習に参加すると、練習の雰囲気などから、NPBを目指すために入学を辞退し、5月にシーズン途中で滋賀ユナイテッドベースボールクラブに入団した。

するとリーグ戦ではすぐにレギュラーを獲得し、打率.294、2本塁打、盗塁阻止率.448の成績を残した。強肩と捕手としてのフットワークに優れ、隠し玉の捕手だった。

同学年正捕手より先に

プロではイースタンリーグの試合に出場し、打率は1割台だが素晴らしい肩でランナーを刺す場面が多く見られ、5月24日に1軍昇格をした。

この日は点差が開いた試合でもあり、9回に出場を果たした。2軍で球を受けてきた国吉投手をリードし、打者3人で抑えた。戸柱捕手が不調で2軍に行っていたため、第3捕手としての1軍昇格だったが、1年目で大きな経験をした。

2017年のドラフトでは12球団唯一の9位指名選手、本ドラフトでは82人が指名されたが、一番最後に指名された選手だった。大学の入学直前に辞退するという大きな決断も、自らの考えで良い道を選択することができた。1年先にプロ入りしていた高校時代の正捕手・石原選手よりも先に1軍を経験した。

昨年のドラフトでは四国IL徳島の伊藤翔投手も、高校1年目で西武からドラフト3位指名を受け、今年すでに1軍で登板をしている。こういう選択肢もこれから増えてくるかもしれない。

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