広島のドラフト1位ルーキー・森下暢仁投手が開幕ローテ入りを確実にした。埼玉西武を相手に5回を投げて3安打8奪三振無失点、151キロを記録した。
ストライク率66.3%
森下暢仁投手の特徴を見せた試合となった。まずストレートは最速で151キロを記録し、球の力を見せると、中村選手には1,2打席共に低めのチェンジアップで空振り三振を奪うなど、変化球を低めに集め5回で8つの三振を奪った。またストライク率が66.3%と大瀬良投手以上の割合でストライクを奪い、制球、そして投球の幅の広さを見せた。
昨年の日米大学野球で1戦目に5回2安打9奪三振無失点のピッチングをしているが、強振してくる相手に対して非常に強さを見せる。佐々岡監督は、「投げる度にしっかりといいものを出してくれている。直球、変化球、しっかり制球できているし、当然ローテーションに入ってやってくれると思っている」と話し、開幕ローテーションの3戦目に投げる事が有力となってきた。
プロ野球が予定通り開幕すれば、次の登板が開幕前のラスト登板となる。ソフトバンクとの対戦となるが、一つの壁である6回以降のピッチングも見てみたい。また、所見ではない相手に対して、パリーグほど振ってこないセリーグのチームに対してどのくらい通用するのかは、リーグ戦で注目をしたい。
最速は151キロをマーク。カーブ、カットボール、チェンジアップと多彩な球種をコースに集め、回の先頭を全て封じた。通算415本塁打を誇る中村からチェンジアップで2打席連続空振り三振を奪うなど計8三振を奪う快投だった。
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