セリーグを制覇した東京ヤクルトは、来年に向けて松山でキャンプを行っているが、今年のルーキーは結果を残すことができなかった。その中でもドラフト1位で即戦力左腕として期待された竹下真吾投手がこの日、フリー打撃に登板したが、制球が定まらず真中監督も苦言を呈した。
ストライク入らず
昨年のドラフト1位・竹下真吾投手はこの日、フリー打撃に登板したものの、49球を投げて31球がボールとストライクが取れなかった。これを見た真中監督は「フォームもそうだし球にばらつきがある。今のままではちょっと厳しい」と話した。
竹下投手は社会人のヤマハで150キロを投げる即戦力左腕として注目され、東京ヤクルトが安楽智大投手の抽選を外して外れ1位で指名していた。しかし今年は左ひじ痛や肩痛などにより1軍登板は0、ファームでも19試合に登板し18回2/3を投げて3勝1敗、防御率は9.16という成績で、厳しいものとなっている。
「情けない一年だった。フォームを一定にできるように、一つずつ見直してやっています」と話した竹下投手は、フリー打撃の登板後にブルペンで98球を投げた。
ドラフト1位投手という事でまだ期待が残る間に1軍で結果を残したい。来年も同じような形ではドラフト1位のアドバンテージは無くなってしまう。正念場のシーズンとなりそうだ。
真中監督は「フォームもそうだし、球にバラつきがある。今のままではちょっと厳しい」と苦言。貴重な左の中継ぎ候補だけに奮起を求めた。竹下は登板後、ブルペンで98球の投げ込み。1年目の今季は左肘や肩の故障に苦しみ、1軍登板なしに終わり「情けない一年だった。フォームを一定にできるように、一つずつ見直してやっています」と話した。
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