阪神、ドラフト1位ルーキー・横山雄哉投手が始動、新人王に向けて

阪神ルーキーニュース

 阪神のドラフト1位ルーキー・横山雄哉投手が山形市内の山形中央高校で自主トレを公開した。明確な目標を持って1年目に挑む。

3つの目標

 横山投手は今年の新人王を目標とし、そのためにクリアするべきステップとして、「開幕1軍」「2ケタ勝利」を挙げている。またそのためにしなければいけない課題として、「苦手を作らない」「問題点は即修正」「メンタル面強化」を挙げた。

 苦手を作らない事については、投手の場合、苦手なチームや打者、球場というものがあったりするが、それが10ケタ勝利の壁になる可能性がある。大瀬良大地投手は10勝を挙げているが、阪神、東京ヤクルトから3勝、巨人から2勝、横浜DeNAから1勝、交流戦で1勝を挙げている(中日戦はローテーションの関係で1試合しか登板無し)。

 横山投手は球場について、新日鐵住金鹿島時代もいろいろな球場で投げたが、その球場によってフォームを合わせてきたので、球場やマウンドが合わないという事は気にしていないと話す。21Uでも台湾の球場にアジャストして力を発揮していた。

 

甲子園での登板は?

 問題点は即修正については、侍ジャパン21Uで登板時に代表監督を務めていた平田監督から沈む球の必要性を指摘されていた。スプリットなどの球をこのキャンプで習得する予定だ。メンタル面については「甲子園で投げられる力」を付ける事が大切と話す。

 横山投手の過去を振り返ると、実は甲子園との相性は良くない。山形中央の2年時に春、夏と甲子園に出場しているが、春は、横尾俊建、畔上翔、高山俊らの日大三と初戦で対戦して7回18安打で自責点11、夏も初戦の九州学院を相手に6回を6安打8四死球で自責点5と、相手が強力打線だったとはいえ力を発揮できなかった。

 社会人でも3年間でプロ入りした横山投手、全国大会では昨年の都市対抗で全足利の補強選手として、劣勢の場面から1回2/3を投げただけだった。21Uでも予選リーグのオーストラリア戦では劣勢の場面からの好投、ニカラグア戦で先発で勝利しているものの、決勝の台湾戦では2回で2失点している。

 このような経験も踏まえての3つの課題となっている。高校の時から3年が経ち、甲子園で大観衆の中で1勝を挙げる事ができれば、一気に勝って行けるだろう。甲子園での初登板がポイントとなりそうだ。

 

 「リリース(ポイント)の位置だったりは、球場、マウンドで感覚は違うので、それに合わせていければいいと思う」

 実際、新日鉄住金鹿島ではさまざまな球場で登板しながら「(マウンドの違いを)そんなに気にしたことはない」と難なく対応。「その日に合ったリリースが自分の感覚の中である」とプロでも、マウンドの高さ、硬さによってリリースや踏み込みの歩幅を変え、力を最大限に解き放っていく。

 「(全球団から)1年目に勝ちたいです」

 ドラ1として、ルーキーイヤーに自ら課したハードル。そこには重要な意味が込められていた。

 「プロで戦うには、苦手意識や弱みを作らないことが大事だと思うので。(逆に)どの打者、どの球場が得意という強みを多くしたい」

 さらに、セの球場は甲子園と東京ドームしか登板経験がないが、球場によるマウンドの差も「あまり気にしたことはない。リリースの位置や感覚が変わったりしますが、合わせてやっていきます」と言い切った。

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