10月28日よりメキシコで行われる侍ジャパンU23代表のメンバーが発表された。アマチュアからは社会人6選手が選ばれ大学生の選出はなかった。また試合はJ SPORTSでテレビ中継される事も決定した。
U23代表メンバー
発表されたメンバーは次の通り。
守備 | 選手 | チーム | 特徴 |
投手 | 青山大紀 | オリックス | 右左 |
田嶋大樹 | JR東日本 | 左左 | |
勝野昌慶 | 三菱重工名古屋 | 右右 | |
塹江敦哉 | 広島東洋 | 左左 | |
大野亨輔 | 三菱日立パワーシステムズ横浜 | 右左 | |
安楽智大 | 東北楽天 | 右左 | |
笠原大芽 | 福岡ソフトバンク | 左右 | |
岸本淳希 | 中日 | 右右 | |
永谷暢章 | JR東日本 | 右右 | |
本田圭佑 | 埼玉西武 | 右右 | |
歳内宏明 | 阪神 | 右右 | |
捕手 | 柿沼友哉 | 千葉ロッテ | 右右 |
佐野洋樹 | JR九州 | 右右 | |
下妻貴寛 | 東北楽天 | 右右 | |
内野手 | 吉持亮汰 | 東北楽天 | 右右 |
廣岡大志 | 東京ヤクルト | 右右 | |
植田海 | 阪神 | 右両 | |
丸子達也 | JR東日本 | 左左 | |
山下幸輝 | 横浜DeNA | 右左 | |
三好匠 | 東北楽天 | 右右 | |
外野手 | 真砂勇介 | 福岡ソフトバンク | 右右 |
乙坂智 | 横浜DeNA | 右左 | |
山崎晃大朗 | 東京ヤクルト | 左左 | |
武田健吾 | オリックス | 右右 |
アマチュア側メンバー
侍ジャパンU23代表監督に巨人・斎藤雅樹2軍監督、出場選手24人を予想してみるで予想したが、社会人では日本選手権の出場を逃したJR東日本からエースの田嶋大樹投手、永谷暢章投手、丸子達也選手の3人が選出され、同じく出場を逃したJR九州、三菱日立パワーシステムズ横浜、三菱重工名古屋からの選手となった。
田嶋投手は来年のドラフト1位候補の左腕投手で佐野日大時にセンバツ大会でベスト4入り、149キロの速球を投げる。丸子達也選手も来年のドラフト候補、広陵高校時代からスラッガーとして注目され、早稲田大では少し伸び悩んだものの4年生の春に首位打者に輝き一気に開花をした。永谷投手は履正社時代から149キロの速球を投げ187cmの右腕として注目されている。高校卒の社会人1年目でまだ技術的に課題もあるが、2年後のドラフトでは上位候補に入ってもおかしくない。
勝野投手は土岐商時代に同じ岐阜の県岐阜商・高橋純平投手と比較された投手。183cmから146キロの速球を投げ、チームでは高卒1年目からエース格として投げ、今年の都市対抗では信越クラブ戦、東京ガス戦と2試合すべてに先発をしている。
大野投手は172cmと小柄だが専修大では小さな大エースとして活躍、社会人1年目の今年もエース格として投げ、都市対抗では初戦の昨年覇者・日本生命戦に先発すると、8回途中までを無失点に抑えて撃破した。
佐野捕手は一関学院からJR九州に進み4年目で今年のドラフト候補でもある。高校時代から強肩捕手として注目された。
プロ側のメンバー
プロ側からは、予想した通り基本的に日本シリーズの出場の可能性のないチームから多く選出された。1軍でプレーしている選手は安楽投手、歳内投手、乙坂選手など、またルーキーで千葉ロッテの柿沼捕手や東北楽天の吉持選手、東京ヤクルトの廣岡選手、山崎選手などが選出された。
先発の軸になるのは安楽投手と広島の塹江選手と、社会人の投手か。攻撃陣では阪神の植田選手や吉持選手が足でかき回し、廣岡選手、乙坂選手、真砂選手と社会人の丸子選手が主軸となりそうだ。
出場選手24人を予想してみるで予想した小笠原慎之介投手や青柳晃洋投手、坂本誠志郎選手、茂木栄五郎選手、北條史也選手、吉田正尚選手、オコエ瑠偉選手などの選出がなかったのは残念だが、そのクラスに追いつこうとする選手たちが選ばれ、この経験でもちろん優勝も狙ってほしいが大きく成長してほしい。
侍ジャパンU23代表監督に巨人・斎藤雅樹2軍監督、出場選手24人を予想してみる | ドラフト会議ホームページ2016 Draft home page
主戦を期待される安楽は「選んでいただいた以上は期待に応えたい。海外の選手にどこまで通用するか試したい」と球団を通してコメントした。安楽は今季15試合に登板して3勝5敗、防御率3・42。JR九州の佐野は一関学院(岩手)出身で、花巻東時代の日本ハム・大谷と競い合った大型捕手。
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