早稲田実・清宮幸太郎選手が72号ホームラン、ソフトバンクスカウトが視察

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早稲田実・清宮幸太郎選手が高校通算72号となるホームランを放った。横浜DeNAの筒香嘉智選手に憧れているというが、筒香選手の高校通算本塁打はすでに超えている。

高校通算72号

清宮選手はこの日、6点リードで迎えた4回1アウト2,3塁の打席で外角低めのスライダーを振りぬくと、ライトポール際にライナーで飛び込む、パワーとテクニックでホームランを放った。高校通算72号となった。

清宮選手は同じく左バッターのスラッガーでプロ野球でホームランを量産する横浜DeNAの筒香選手について「格好いいです、すごいですね」と話し憧れる。その筒香選手は横浜高校時代に69本塁打を放ちドラフト1位でプロ入りをしているが、既にその本数は越えており、中日の高橋周平選手とオリックスの奥浪鏡選手の通算71本を超えた。

次は通算73本の巨人の岡本和真選手、そして83本塁打の埼玉西武・中村剛也選手、87本塁打の北海道日本ハム・中田翔選手がターゲットとなる。清宮選手は通算本塁打数については「あまり気にしていない」と話し、「センバツに出られるチャンスはこれしかない。夏の甲子園と違った雰囲気があると思う。その舞台に立ってみたいし、みんなを連れていきたい気持ちは強い」と話した。

1年生の夏に甲子園を経験した清宮選手、まだ甲子園を経験していないチームメイトや下級生を連れていく事が大きな目標となる。また高校生活で2度しか出場のチャンスのないセンバツ大会出場も狙う。

来年に向けてスカウト注目

来年の目玉になるのは確実とみられる。この日は福岡ソフトバンクの山本省吾スカウトが視察し「一塁が空いていて、なかなかストライクがこないと考えられる中、一球で仕留めるのはさすが。110mは飛んでいたでしょう」と話し、「打つ力は分かっている。あとはどれだけ守れるか」と守備についてチェックをしていた。

2017年度-高校生のドラフト候補リスト

ネット裏では、来秋ドラフト候補として早くもソフトバンクの山本省吾スカウトが視察し「打つ力は分かっている。あとはどれだけ守れるか」とシートノックから熱視線を送った。

清宮の本塁打にソフトバンク・山本スカウト「一塁があいていて、なかなかストライクがこないと考えられる中、一球で仕留めるのはさすが。110メートルは飛んでいたでしょう」

「かっこいいです。すごいですね」と見つめる筒香の69本に続き、東海大甲府・高橋周平(71本、現中日)らを超えた。数字を「あまり気にしていない」と言いながら、「多い方がいいと思うので、個人的にはうれしい」と素直に明かした。

 
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