三菱重工神戸が9回1アウトまでランナー出せずも勝利、守安玲緒投手完封

社会人野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 三菱重工神戸vsJFE西日本の試合は三菱重工神戸の守安玲緒投手とJFE西日本の陶山大介投手のベテランエース同士の対戦となった。主役は2次予選で3完封と注目された守安投手よりも社会人11年目の陶山投手だった。

陶山大介投手が9回1アウトまでパーフェクト

 陶山大介投手は倉敷工から入社して11年目となる。最速149km/hを記録していたこともあったが、肩を手術し球速は140km/h前後となっている。

 しかし抜群のコントロールを手に入れ、外角にボール1個分でコントロールでき、この日もそのストレートで9三振を奪った。そして9回1アウトまでパーフェクト投球を見せる。

 しかしそこで初安打を許してから制球を乱し、押し出しでサヨナラで敗れた。「自分のせいで負けた」と話した陶山投手、ヒーローにはなれなかったものの、この試合の主役だった事は間違いない。

 

守安投手は貫禄の完封

 一方、守安投手も2次予選では4試合全てに登板し3完封と圧巻のピッチングを見せていたが、この日も安定感は素晴らしく、球速は140km/h前後だが、10個の三振を奪った。9回を投げて4安打1四死球で完封し、ドクター0ぶりを示した。

 昨年まではテイクバックの特徴が際立っており、好投を見せるものの変則フォームという印象だった。しかし今年は、比較的に標準的な形となり、腕の振りも素晴らしくなっている。球速は140km/h前後だが角度があり、腕の振りでバッターは押され気味になっている。

 東芝のエースだった新垣勇人投手やNTT西日本のエースだった安部建輝投手が2012年ドラフトで下位で指名され、プロではまだ結果を残せていない。

 しかし守安投手はこの二人を上回る力を持つとみられる。社会人5年目だが、実践派としてドラフト会議で指名される可能性は高いと思う。

 

 初安打を打たれると制球が乱れ、2死満塁のピンチ。フルカウントから9球目に投じたカットボールが高めに抜けて押し出し四球となった。サヨナラ負けに「自分のせいで負けた」と悔しさをかみ殺した。かつては150キロに迫る速球を誇った11年目、29歳の右腕は右肘の手術を経験したこともあり、球速は140キロ前後。ストライクゾーンを広く使う投球で打者を手玉に取ったが「結局勝てないとそれまで。もっともっと練習して、いいボールを投げられるようにしたい」と成長を誓った。

 エース・守安は序盤から調子が良かったという直球で攻め、陶山に負けじと5回まで安打を許さなかった。9回2死二塁から中前打を浴びたが、中堅手・石上の本塁好返球で得点を許さず、4安打10奪三振で完封。陶山との息詰まる投手戦に「点を取られなければ負けないので、相乗効果というか、相手の力に負けないようにと思った。守備にも助けられた」と汗を拭った。

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