日本製紙石巻・150キロ右腕の宝利亮投手が5安打完封し優勝

日本製紙石巻, 宝利亮

社会人野球のJABA北海道・東北大会は決勝戦が行われ、日本製紙石巻がJR東日本東北に1-0で勝利した。150キロ右腕でプロ注目の宝利亮投手が5安打完封勝利。

三振は0

宝利亮投手は186cmの長身右腕で、最速150キロの角度のある球を投げる。2015年の都市対抗では146キロのストレートで1回を投げて2安打も2奪三振、2016年の都市対抗は七十七銀行の補強選手として出場し、2回を1安打1奪三振無失点に抑えている。

この日の決勝戦で先発した宝利投手は、初回に四球と味方のエラーで1アウト満塁のピンチを背負う。しかし、落ち着いてピッチャーゴロの併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、その後は140キロ後半の速球を力みを抜いて投げ、9回まで散発の5安打、奪三振は0で打たせて取る安定したピッチングを見せた。「ゲッツーになって冷静になった。1イニング1イニングを大切に投げた」と話した。

宝利投手は近畿大を卒業し3年目となる。ドラフト解禁となった昨年はプロも注目していたが指名されず、前田監督は「志は1つ1つ高くなっている。本人がその気持ちを持っているのなら目指そうと」と話し、プロ志望の意思を持つ宝利投手をプロに送り出したい考えを示した。

これで日本選手権への出場は決めた。しかし日本選手権は10月30日開幕でドラフト会議の後の開催となる。やはり都市対抗本選への出場が、宝利投手のプロ入りには大きい。この日、MVPを獲得した宝利投手、この勢いで都市対抗予選に挑む。

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昨秋のドラフトは指名されなかった。前田監督は「志は1つ1つ高くなっている。本人がその気持ちを持っているのなら目指そうと」と、宝利のプロ入りをバックアップする。

近大卒の3年目右腕は球速で押す本格派だ。昨年には最速150キロもマークした。ただ、力が力みにつながってしまい、痛打される一面があった。その力投派が変わった。速球は140キロ台後半を維持しながらも力みを抜いた。


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