Hondaを2年で引退、吉田叡生選手は保険のセールスマンで街を駆け回る

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昨年のドラフト会議でも指名が注目されていたHondaの吉田叡生選手、その後に行われた都市対抗で打率.462を記録しチームを優勝に導いたが、その優勝の翌日に引退をチームに伝えた。

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2年で

吉田叡生選手は、「入社して2年でプロにいけなければ、野球を辞めると決めていました。自分を拾っていただいたHondaさん以外のアマチュアでプレーする気持ちもありませんでした」と話し、社会人選手の指名が解禁となる2年目に指名されなければ引退すると決めていたという。

吉田選手は中学時代から全国大会に出場し、佐野日大、中央大でも活躍をして、スピードとパンチ力のある外野手として注目された。しかし大学4年時の2018年にプロ志望届を提出したものの指名はなく、Hondaに進む。

Hondaでも1年目から素晴らしい活躍を見せ、1番バッターとしてレギュラーに定着した。昨年は都市対抗本戦出場も決め、2球団から調査書が届いていた状態で運命のドラフト会議の日を迎えると、「私は目玉選手ではなかったので、4順目から気合をいれて見ました」と指名を待ったものの、阪神の8位で「選択終了」とアナウンスが流れ12球団の指名が終わった時、「あの選択終了が私にとって野球人生終了でした」と自室で涙を流したという。

そして引退の決意を持って望んだ都市対抗では、1番バッターとして打率.462を記録、11四球を選び出塁率は.708と驚異的な数字を残し、チームを優勝に導いた。大きな恩返しをし、優勝した翌日に引退を伝えた。

プロ入りへギリギリの所にいたと個人的に思う。一発のホームランで評価されるタイプではなく、全体の総合力で評価されるタイプの吉田選手、もし昨年、新型コロナの影響がなく、春も社会人野球の試合が例年通り行われていたらどうなっただろうと改めて思う。

吉田選手は1月から保険代理店「保険の一生」で営業マンとして活躍する。「お客様のニーズに合わせた保険を提供したい。何かあれば吉田にという存在になりたいです」と話し、グラウンドを縦横無尽に駆け回ったように街を軽快に駆け回る。大きな印象を野球ファンに残して。

2020年ドラフト会議、12球団指名選手
2020年のドラフト会議で指名された選手一覧です。ドラフト会議は10月26日に行われ、合計123人が指名されました。

「私は“目玉選手”ではなかったので、4順目から気合をいれて見ました」。だが、吉田の名は呼ばれぬまま、唯一、8巡目まで指名した阪神に「選択終了」のアナウンスが流れた。社会人選手への育成指名はない。「あの“選択終了”が私にとって“野球人生終了”でした」。寮の自室で野球との別れに涙を流した。

 夢はかなわなかったが、最後の仕事があった。「自分を育てていただいた会社のために何かを残したかった」。佐野日大、中大を経て入社した社会人野球の名門。自らの野球人生で学んだ集大成を発揮。最後の恩返しを都市対抗優勝という形で歴史に刻み、男はユニホームを脱いだ。

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