今年のドラフト上位候補として期待されていた慶大・白村明弘投手が結果を残すことができなかった。
東京六大学の慶大vs立大の3回戦で、1回戦で6回途中7失点でKOされた白村投手がリベンジのマウンドに登った。ストレートは147km/hを記録し4回までは無失点で抑えたものの、5回に立大・佐藤拓也選手に同点タイムリーを打たれた後、2ランホームランを浴びて3失点し降板した。
白村投手は試合後にベンチで座り込み、「粘れなかった。みんなに申し訳ない」「何かを変えなければいけない」と話した。高校時代からストレートは速かったがそのストレートを打たれる場面が見られた。大学で球速は150km/hを越しても信頼を得られるピッチングは2年生まではできなかった。3年生の秋に4勝を挙げようやくチームの信頼を得られたのだが、また元に戻ってしまったのか。
チームの浮沈と共にドラフト候補としての評価も揺らいでいる。今のままではこれまで上位候補に名前を挙げていた球団も考えざるを得ないだろう。
いまさらフォームを変えたり、変化球に頼ることは無い。昨年秋はストレートで勝ってきたのだから、思い切り腕を振ってストレートを投げ込むことだろう。
白村またKO - ニッカンスポーツ紙面:2013/4/16
白村連続KO - スポーツ報知紙面:2013/4/16
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