明治大・高山俊選手が記録まであと3安打の活躍に阪神スカウト評価、上原健太投手も145キロパーフェクトリリーフ

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東京六大学通算安打記録127安打の更新に向けて、明治大・高山俊選手が3試合で7安打を記録しプレッシャーを感じさせない強さを見せている。

センター返し

高山俊選手はこの日、第1打席でセンター前にヒットを放つと、続く2回の第2打席でもセンター前にタイムリーヒット、2回までにマルチヒットを決めた。その後はヒットは出なかったものの今季最初のカードの3試合で7安打を放ち、あと10安打としていた東京六大学通算安打記録にあと3本と一気に迫った。

高山選手はこの日、8回の追加点のチャンスで凡退したことに「悔しかった」としたものの、今週末の早稲田大とのカードに、「ここからが勝負、早稲田戦までに修正したい」と意気込み、一気に通算安打記録更新を行う構えを見せた。

視察した阪神の平塚スカウトは「タイミングの取り方が早くなり、ボールの見極めもできるようになった」と話し、最終シーズンでの進化を評価している。最終的に多くのプロスカウトが認める大打者としてドラフト会議を迎えることとなりそうだ。

 

上原投手は2回パーフェクト

またこの日は広島がドラフト1位指名で獲得を目指す上原健太投手がリリーフで登板し、2回打者5人ノーヒット1奪三振のパーフェクトに抑えた。最速は145キロを記録し上原投手も「手ごたえがあった。3塁ゴロに仕留めた真っすぐは今年一番のボールだった」と話した。

善波監督も「試合は厳しかったが、上原の復活が大収穫でした。」と上原投手の復調のピッチングを喜んだ。また先発した3年生の柳裕也投手も7回0/3を投げて5安打12奪三振、7回以降に3失点したものの6回までは完璧な内容を見せていた。

柳投手は侍ジャパン大学代表として初戦の韓国戦で6回2安打10奪三振、準決勝のアメリカ戦でも4回2/3を投げて1安打8奪三振と驚異的なピッチングを見せ、優勝に大きく貢献をした。来年のドラフト候補として大きく成長を遂げた右腕投手に大いに期待したい。

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初回、2回と続けて回ってきた打席で、ともに外寄りの球を中前打。今秋は打席でバットをやや寝かせ気味に構えたことで確実に球を捉えられるようになり、安打量産につながっている。「寝かせているという意識はないけれど、ミートを心がけた結果そうなっている」と高山。反省も忘れない。8回2死満塁から凡退しただけに「悔しい。ああいう場面で打たないと」と満足はしていなかった。

大記録へのカウントダウンが始まった。高山は初回無死一塁で中前打を放つと、2回2死三塁の第2打席でも中前適時打と暴れた。「崩されながらも体が残って、ヒットコースに打てた」と納得の表情。3戦連続のマルチ安打で慶大・松下勝実の記録を抜き、単独3位に浮上。最多安打へ“マジック3”が点灯した。

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