奈良学園大は3-3で迎えた延長タイブレークで、3年生の宮本丈選手がホームランを放ちサヨナラでベスト4進出を決めた。
遊撃手対決へ
宮本丈選手は181cmの左のスラッガーでショートを守る。前日の九州国際大戦では2-2の同点で迎えた8回に決勝となるソロホームランを放っていたが、この日は3-3で迎えた延長タイブレークの10回、1アウト満塁の場面から先頭打者で指名されると、内角低めのストレートをライトスタンドに運んだ。
体を小さくかがめ、前日もインコースの低めを振りぬいたが、この日もインコースの低めを運んだ。連日の決勝ホームランの活躍でチームをベスト4に導いた。
宮本選手は50m5.9秒の足と遠投95mの強肩があり、プロも注目をしている。準決勝は中京学院大と対戦するが3年生の宮本選手は、「吉川さんを見に来るスカウトの方にアピールしたい」と来年のドラフトに向けてのステップとなる活躍を誓った。
大型遊撃手で高い身体能力もあり、そしてこの大会の2本塁打は来年のドラフトで宮本選手を推す力となりそうだ。
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50メートル5秒9、遠投95メートルの強肩で、走攻守そろった左の強打者。同じ遊撃手で今秋ドラフト1位候補の中京学院大・吉川を強烈に意識している。打順も同じ3番。その吉川と11日の準決勝で激突する。帽子のつばには「信 No・1ショート」と記しており、「吉川さんを見に来るスカウトの方にアピールしたい」と闘志をたぎらせた。
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