立教大1年・川端健斗投手がデビュー戦初勝利

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東京六大学の開幕週、立教大vs早稲田大の試合では、秀岳館出身の1年生・川端健斗投手が1勝を挙げ、デビュー戦初勝利となった。

デビュー戦初勝利

2-2の同点となった4回に登板したのは、昨年春のセンバツで秀岳館をベスト4に導く投球を見せた川端健斗投手、プロも注目し、プロ志望届を提出すれば上位での指名の可能性もある投手だった。

川端投手は腕を思い切り振ると、最速144キロだったがキレの良いストレートを投げ、7回までの4イニングを1安打5奪三振で無失点に抑える完ぺきな投球を見せた。「甲子園とは違う緊張感。勝てると思ってなかった。先輩のおかげです」と話した。

「4年間しっかり練習して上位指名される選手になりたい」と話し、大学進学を決めた川端投手、東京六大学では、昨年センバツで優勝をしている大阪桐蔭出身の早稲田大・徳山壮磨投手が前日の試合で大学デビューをしていた。U18代表でもエース格として投げていた徳山投手をライバルとし、「意識する部分があって、昨日の徳山よりいい投球をしたいと思っていました」と話した。

東京六大学では慶応大の1年生・正木智也選手も、東大との試合で代打で出場し、大学初ヒットを記録している。「4年間で20本打ちたいです」と話す正木選手も同じ清宮世代として、徳山、川端と戦いながら成長をしていく。

立教大・溝口監督は「ピシャッと抑えてくれた。大きく育てたい」と話す川端投手、勝利数も欲しい所だが、4年後のドラフト1位指名に向けて、さらに力強さと変化球の切れ、制球力を磨いて、1位指名で競合する投手になってほしい。

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「ドキドキ感でいっぱいだった。同点の場面で監督から『0-0のつもりで投げろ』といわれた。初登板で勝てるなんて思っていなかった」

 2番手で登板した1年生左腕は、緊張感を漂わせながらも直球の最速はこの日、144キロを計測。カットボールで早大の主砲・加藤から三振を奪うなど4回1安打無失点、5奪三振と堂々たる投球を見せた。

同点の4回。川端健の名前がコールされると、神宮球場のネット裏から大きな拍手が起きた。秀岳館で4度甲子園に出場した左腕は緊迫した場面でのデビュー戦だったが、右手を高く上げる独特のフォームから、最速145キロを計測。4回を1安打無失点、5三振を奪った。打線が勝ち越し、初勝利を挙げて「甲子園とは違う緊張感。勝てると思ってなかった。先輩のおかげです」と、はにかんだ。

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