侍ジャパンは愛工大・中村優斗投手が157キロ1回パーフェクト、7球の平均球速156キロ

2024年ドラフトニュース 大学野球ドラフトニュース 侍ジャパン

侍ジャパンのトップチームに、愛知工業大の中村優斗投手が圧巻のデビューをした。この日登板した投手の中で最速の157キロを記録した。

スポンサーリンク

将来性

圧巻だった。ストレートは初球が155キロで、その後はほぼ全てが156キロ、そしてこの日最速の157キロも記録するなど、11球のうち7球を投げたストレートの平均球速は156キロだった。

そのストレートに制球の心配が無い。いずれも低めの山本捕手がミットを構えた付近に行った。前日の山下舜平大投手でもストレートが高めに行っていたが、それが無い事、そして何より、すべてが155キロ以上という球速のブレも少ない事に、中村投手のフォームの安定さを感じることができる

この日はスライダーもすごかった。三振を奪うタイプの沈むスライダーを、ワンバウンドにも、ボールになったものの外角のコーナー、内角にも投げた。鋭いスライダーで1つの三振を奪った。他にも小さめのスライダーやスプリットもあるが、ストレートとスライダーの2種類で抑えた。

それでもまだ成長途中の投手とも言える。ストレートは前にあまり飛ばさなかったものの、山下投手のように空振りを奪えるキレという点はまだ成長の余地がある。また、変化球のコントロールの精度も、先発した金丸投手に比べると、もっと高めることができると感じた。

しかし、もしそれができれば、打てる打者はいなくなるんじゃないかと思う。それだけ高いレベルにいて、さらに高いレベルに行ける投手だと思う。

高校は諫早農で、公務員試験の合格率が100%だったからというのが進学の理由だった。そこでストレートの球威を評価され、愛知工業大の平井監督がその投球を目にして「プロを目指そう」と大学に進み、157キロ右腕へと成長して侍ジャパンのトップチームで投げる投手となった。

日本の宝をみんなの力と目で輝けるものにすることができる。中村投手の成長に、日本野球の深さ感じさせる。

侍ジャパン欧州代表戦代表メンバー(2024)
2024年3月6日、7日に行われる侍ジャパンvs欧州代表の、侍ジャパンチームメンバーが発表された。大学生から明治大・宗山塁内野手、関西大・金丸夢斗投手、愛知工業大・中村優斗投手、青山学院大・西川史礁外野手の4人が選ばれた。
2024年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
「衝撃」侍デビューの中村は中学まで公務員志望 自己最速157キロで「完全」演出した - スポニチ Sponichi Annex 野球
 侍ジャパンは7日に欧州代表との強化試合第2戦を迎え、中村優斗投手(21=愛知工大3年)が自己最速に並ぶ157キロを計測し、1回打者3人斬りの侍デビューを飾った。過去に全国大会の経験はなく、初の大舞台で新星出現を印象づけた。阪神が今秋ドラフト1位候補に挙げる金丸夢斗投手(21=関大3年)も4奪三振を含む2回完全の快投。...
侍ジャパン・中村優斗、最速157キロ! 直球全て155キロオーバー「今持っている最大限を出せた」
カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024(7日、欧州代表0-2日本代表、京セラ)日本代表が6投手の継投による完全試合を達成し、2―0で勝利。2戦全勝で終えた。2…
【侍ジャパン】愛知工大・中村優斗157キロ侍デビュー 2番手1回0封で完全リレー貢献「夢のような時間」 - スポーツ報知
 「カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本VS欧州代表」の第2戦が7日、京セラDで行われ、先発した今秋ドラフト1位候補左腕の関大・金丸夢斗投手(21)が2回を4奪三振で完全投球。2番手の愛知工

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント