北東北大学リーグの秋季リーグ戦が開幕し、富士大が青森中央学院大に11-2で勝利、プロ注目の148キロ左腕・佐藤柳之介投手が9奪三振2失点で完投勝利した。
春のリベンジ
春季リーグ戦、プロ注目選手がそろう富士大だったが優勝を逃した。開幕戦の青森中央学院大戦でプロ注目左腕の佐藤柳之介投手が先発したものの、5回で8奪三振も5安打3失点で試合を落とすと、チーム全体が並に乗れずに終わった。
エースとしてこの夏は走り込みを行い、投球フォームの見直しや変化球の精度を挙げる取り組みをし、「この秋に悔しさをすべてぶつける」と話して臨んだこの秋の開幕の同大学戦だったが、4回に先制点を与えてしまうがなおも続くピンチを抑えて1失点に抑えた。
それでも「春だったら2失点取られていた」と前向きに試合を進めると、7回に味方が逆転する。その裏に佐藤投手がギアを挙げて三者三振を奪うと、味方の打線が勢いをつけ、8回に2点、9回に6点を奪って11-2で勝利した。
「直球での浮き球もなく、変化球も腕が振れて緩急をつけることができた」とこの夏での成長を実感し、「春負けてからは、仲間だけではなく、自分のボールも信頼することが大事だと気づいた」と精神的にも成長した。そして「春に悔しい思いをしたので、まずは全勝で優勝したい。自分も春はふがいない結果だったので、自分が納得できる結果でリーグ戦を締めくくりたい」と話す。
全国への道をナインと切り開く。そしてこの秋は目標の日本一とプロ入りを果たす。
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