147キロの速球とキレの良い変化球が武器で、3年生で侍ジャパン大学代表入りし、リリーフで好投を見せた近畿大・野口練投手が、今季初先発で6回1失点と好投を見せた。
先発
野口練投手は関西学生リーグで29試合に登板している実戦経験十分の左腕投手で、主にリリーフとして登板しており、侍ジャパン大学代表でも左のリリーバーとして好投を見せていた。
しかしこの日は29試合で4度目となる先発で登板すると、6回途中まで5安打5奪三振1失点(自責点0)の好投を見せた。2-1とリードした4回に2アウト2,3塁からキャッチャーのパスボールで1点を失ったが、5回2アウト2,3塁のピンチでは見事に抑えた。
野口投手は「疲れました。いつもと変わらず1イニングずつゼロに抑えようと思っていました。5回まではストライク先行でいけましたし、低めに球を集めることもできたかなと思います」と話し、「自分の成長の幅を広げるためにも、絶対に先発はしていかないといけない。課題が明確に見つかったので、克服できるようにしていきたいです」と、今後も先発として投げていくと話した。
来年のドラフト候補左腕投手として、注目しておきたい。
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