28日に台湾で開幕するアジア選手権に向けて、日本代表が合宿を行った。来年のドラフト1位候補投手、JR東日本の吉田一将投手と九州共立大の大瀬良大地投手が、4球団のスカウトが視察する中で好投を披露した。
合宿のメニューとしてこの日は明大と対戦、ダブルヘッダーとなった第1試合は全日本のエースとして期待がかかる、JR東日本・吉田一将投手が先発した。吉田投手はストレートは最速138kmながら、日本選手権よりも良かったというようにストレートの伸びがあり、4回を1安打3奪三振で無失点に抑えた。
吉田投手は「スピードより球の質を良くしようと思っている」と話し、満足のいく内容だったようだ。 また、九共大の大瀬良大地投手が抑えとして登板すると、1回を打者3人で片付けて2-0で完封リレーを果たした。
吉田一将投手は来年のドラフトの社会人NO1投手、大瀬良大地投手は大学NO1投手と目されており、この二人の登板に、広島、阪神、福岡ソフトバンク、埼玉西武の4球団が視察を行った。
台湾で、台湾、韓国などと対戦し実力を見せることができるか、来年のドラフトに向けて既に動き始めている。
吉田&大瀬良、実力見せた - ニッカンスポーツ紙面:2012/11/25
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