中日のドラフト6位ルーキー・井上公志投手がプロ初勝利を記録した。
中日vs東京ヤクルトの試合、東京ヤクルトの先発はドラフト2位ルーキーの小川泰弘投手、ルーキーで一番最初に勝ち星を挙げ既に2勝を挙げている。しかしこの日は4回に1失点すると、6回には1アウトから3連打を浴びて降板してしまう。2番手で登板したのはドラフト1位ルーキーの石山泰稚投手、しかし四球や暴投で失点を重ねる苦しいピッチングとなった。結局小川泰弘投手は5回1/3で4失点、石山泰稚投手は2/3を2奪三振も2四球1失点という内容だった。
その後登板したのはドラフト7位の大場達也投手で、7回は自らのエラーや四球で1失点、8回は四球を出すも併殺で3人に抑えるピッチングを見せた。
東京ヤクルトのルーキーリレーだったが、6-6の延長と成ったこの試合で勝利投手となったのは、中日のドラフト6位ルーキー・井上公志投手だった。10回にマウンドに登ると10回、11回共にランナーを許したものの何とか無失点に抑えると、味方が4点を挙げて10-6で勝利、見事プロ1勝を挙げた。
井上投手は岐阜聖徳学園大からシティライト岡山でプレーし、ドラフト直前の9月に社会人の大会で好投を見せてドラフト会議で指名された。注目される今年のルーキーの中で5番目の勝利投手となった。
ここまでのルーキー初勝利投手
- 4月3日 東京ヤクルト ドラフト2位 小川泰弘投手
- 4月5日 東北楽天 ドラフト2位 則本昂大投手
- 4月6日 巨人 ドラフト1位 菅野智之投手
- 4月14日 阪神 ドラフト1位 藤浪晋太郎投手
- 4月17日 中日 ドラフト6位 井上公志投手
中日のドラフト6位新人、井上がプロ初勝利を挙げた。6番手で延長十回から登板し、2回を無失点で切り抜け「素直にうれしい」と笑顔を浮かべた。
兵庫・育英高-岐阜聖徳学園大から社会人野球のシティライト岡山を経て入団した24歳の右腕。ウイニングボールを手にしながら「親にあげます」と喜びをかみしめた。
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