東洋大の原樹理投手が先発のマウンドに立すと、9回を投げて3安打9奪三振、107球で完封勝利した。阪神、東北楽天のスカウトが視察をしている。
圧巻の完封劇
拓殖大との対戦は、勝った方が2部1位となり1部との入れ替え戦への出場となる大切なカードとなっている。初戦で先発したものの6回4失点で敗戦投手となった原樹理投手は、その日にはブルペンで投げ込みを行ってフォームの修正を行うと、中1日でこの日の先発のマウンドに立った。
2回には3者連続三振を奪うなど、球速こそ140キロ前半だが、シュート、縦のスライダー、横のスライダーなどを駆使し、バッターを手玉に取っていく。結局9回を投げて107球で3安打9奪三振完封、最高のピッチングを見せチームの2部優勝を決めた。
阪神が上位指名も
この日は阪神と東北楽天のスカウトが視察に訪れ、阪神は複数スカウトで視察を行った。ドラフト前に抜群のアピールを見せ、3位前後での指名がありそうだ。
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