3月19日に開幕する第98回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が行われ、大会第4日の第2試合では、2年ぶり8度目出場の近江(滋賀)と、2年連続7度目出場の大垣日大(岐阜)が対戦することが決定した。古戦場・関ケ原を挟んで車で1時間ほどの距離にある両校は、毎年練習試合を行うほど親交が深い。互いに手の内を知り尽くした「関ケ原頂上決戦」で、ともに甲子園初采配となる新監督が初陣を飾る。
互いに名将交代後の初甲子園
抽選会場で対戦カードが決まると、両校の主将は健闘を誓い合った。近江と大垣日大は、2005年ごろから毎年練習試合を組んでいる間柄だ。近江の小森博之監督(42)は「関ケ原の合戦」と苦笑いし、「大垣日大とは毎年練習試合を組んでいる。よく知っている間柄。でも勝ったことはあまりない。昨年の3月の練習試合も負けている(スポニチ)。」と気を引き締めた。
甲子園での対戦は、大垣日大が7-2で快勝した2023年夏の1回戦以来となる。当時は近江を多賀章仁前監督、大垣日大を阪口慶三前監督が率いていたが、現在はそれぞれ小森監督、高橋正明監督(43)へとバトンタッチ。両指揮官にとって、今回が甲子園での初采配となる。小森監督は「初戦という感覚ではなく練習試合のつもりで。僕も選手も初めての甲子園。リラックスして臨みたい(スポーツ報知)。」と、自然体を強調した。
近江はプロ注目148キロ右腕・上田&高校通算26発・杉本が牽引
近江の強みは、投打の強力なバッテリーだ。最速148キロを誇るプロ注目右腕・上田健介投手(3年)と、高校通算26本塁打を放つ4番・杉本将吾捕手(3年)がチームを牽引する。杉本主将は「相手は細かい野球ができるチーム。リスペクトしながら、ミスで流れを渡さない展開にしたい(スポニチ)。」と警戒しつつ、「優勝するために近江へ来た。まず一戦一戦、目の前の相手をリスペクトしながら勝ち上がりたい(スポーツ報知)。」と、滋賀県勢初の全国制覇を見据える。
大垣日大「高橋先生に1勝を」、近江ブルーに負けない全員野球
一方、迎え撃つ大垣日大の山崎智貴主将(3年)も気合十分だ。「高橋先生に1勝をプレゼントしたい(中日スポーツ)。」と新監督への思いを口にし、「すごく対戦が楽しみ。近江ブルーの応援の迫力に負けないように全員野球でぶつかるだけ(スポニチ)。」と、相手の圧倒的な応援にも臆することなく立ち向かう覚悟を示した。
手の内を知り尽くした隣県同士の意地と意地がぶつかり合う「関ケ原の戦い」。勝利の女神はどちらの新監督に微笑むのか。
注目選手 プロフィール
杉本 将吾(すぎもと・しょうご)
- 所属: 近江高校(3年)
- ポジション: 捕手(主将)
- 投打: 右投右打
- 主な特徴: 高校通算26本塁打の強打を誇る4番打者。チームの精神的支柱として日本一を狙う。
上田 健介(うえだ・けんすけ)
- 所属: 近江高校(3年)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 主な特徴: 最速148キロの直球と、冬に磨いたツーシームが武器のプロ注目エース。
山崎 智貴(やまざき・ともき)
- 所属: 大垣日大高校(3年)
- ポジション: 内野手(主将)
- 投打: 右投左打
- 主な特徴: 新監督に初勝利をプレゼントすべくチームをまとめるキャプテン。









コメント