第98回選抜高校野球大会(19日開幕・甲子園)の組み合わせが決定し、大会第2日の第3試合で智弁学園(奈良)と花巻東(岩手)が激突することが決まった。10年ぶりの頂点を狙う智弁学園は、精神的な成長を遂げた最速149キロ左腕・杉本真滉投手(3年)を中心に、強力打線を擁する北の強豪に挑む。
WBCで活躍するOBたち
対戦カードが決まった瞬間、智弁学園の小坂将商監督は「ここだけは当たりたくないな、と思っていた(スポニチ)」と渋面をつくった。相手はプロ注目の強打者・古城大翔選手や赤間史弥選手を擁する東北王者・花巻東だ。
この対決は、別の視点でも大きな注目を集めている。花巻東は大谷翔平選手(ドジャース)と菊池雄星投手(エンゼルス)、智弁学園は岡本和真選手(ブルージェイズ)と、現在WBCを戦う侍ジャパンの中軸を輩出した名門同士の激突なのだ。
「侍ジャパンの数は1-2で負けてますけど」と苦笑いした小坂監督だが、「日本代表でも甲子園の話になると思うので、(岡本に)恥をかかさないような試合にしたいですね(スポニチ)」と、先輩たちの威信にかけても初戦は譲れない。
エース杉本真滉投手が花巻東強力打者と対戦
勝負の鍵を握るのは、智弁学園のエース・杉本真滉投手だ。最速149キロを誇るプロ注目で関西屈指のサウスポーが、花巻東の強力打者を迎え撃つ。
一方で打線も磨きをかける。2年生で4番を打つスラッガーの逢坂悠誠選手を中心に、同じく2年生の太田蓮選手も楽しみなスラッガーだ。花巻東もエース・萬谷堅心投手に、2年生の菅原駿投手も力強い球を投げ、花巻東の投手陣vs智弁学園の2年生クリンナップも対決が注目される。
両校は2023年夏の3回戦でも対戦しており、その時は花巻東が5-2で勝利している。花巻東の強力打線に対し、進化した杉本投手がどのようなピッチングを見せるのか。センバツ序盤のハイライトとなる熱戦が幕を開ける。
注目選手 プロフィール
杉本 真滉(すぎもと・まひろ)
- 所属: 智弁学園高校(3年)
- ポジション: 投手
- 投打: 左投左打
- 主な特徴や実績: 最速149キロの直球と制球力が武器の本格派左腕。冬場に精神面でも成長し、チームを牽引する。
古城 大翔(こじょう・だいと)
- 所属: 花巻東高校(3年)
- ポジション: 内野手
- 投打: 右投左打
- 主な特徴や実績: 高校通算25本塁打を誇る長距離砲。父は元プロ野球選手の古城茂幸氏。














コメント