選抜高校野球大会は注目のBIG3、織田翔希投手(横浜高)、菰田陽生投手(山梨学院)、末吉良丞投手(沖縄尚学)が登場する注目の大会となり、3人とも早い段階で姿を消したが、故障の菰田選手は気になるものの、一冬超えて安心できた内容だった。そして大会では智弁学園の杉本真滉投手がチームを準優勝に導く投球を見せ、大きく評価を上げた。また、センバツでは例年通りというか、大阪桐蔭の川本晴大投手など来年のドラフト候補もその力を見せて名乗りを挙げた。この春は、センバツに出場できなかったチームの選手が注目されることになる。
春が楽しみな高校生投手
一番楽しみなのは大分商の平田玲翔投手。187cmの大型右腕で腕の折りたたみが素晴らしく、2年時点で147キロを記録するパワーも十分。しかし、2年時の投球は球がランダムに動き、思い切り投げるとコントロールができない感じで、力を抜いて抑えてようやく高めのストライクゾーンに収まるかどうかという投球だった。噂では150キロを連発しているといい、思い切り腕を振れるようになったのだろうか。そしてその速球を低めに投げてくればおもしろい。北照高校でセンバツで登板が見られなかった中谷嘉希投手と同じく、高いポテンシャルを持っていてあとは投球で信頼を勝ち取ることができるかだろう。二人とも昨年のオリックスドラフト1位・藤川敦也投手(延岡学園)のように夏までに大きく化けてくる可能性がある。
北海道では鵡川の145キロ右腕・三浦秀斗投手が侍ジャパンU18代表候補強化合宿 に招集されたが、小樽双葉の近藤琉唯斗がコンパクトな腕の振りから148キロを記録し、6月という夏の早い段階から注目される投手になりそうだ。
市和歌山の丹羽涼介投手は、センバツ前の練習試合で中京大中京を無失点に抑え、こちらも順調だ。しかし進路を美容師かプロ野球で迷っていると話し、その進路の方が注目されている。高知中央の堅田徠可投手は、昨夏の明徳義塾戦のセンセーショナルなピッチングのあと、甲子園では疲労によるものと見られて登板は3イニングのみだったが、6つの三振を奪う投球を見せていた。しかし、その後、どうなっているのかがわからないし進路についてもどう考えているのかもわからない。
北信越にも目が向けられる。日本航空石川の保西雅則投手が187cmから145キロを記録する。富山では富山商の藤岡大翔投手が最速147キロ右腕、そして侍ジャパンU18代表候補強化合宿に招集された高岡第一の前田侑大投手は173cmと大きくないが147キロのキレの良い球を投げ、奪三振も多い左腕投手。未来富山の中込大選手との対決が見られたら盛り上がるだろう。福井勢でも福井商の西田陽紀投手は184cmから144キロの速球を投げる。あとは星稜の織田晟牙投手も決して忘れていない。
関東でも桐光学園の林晃成投手は190cmから威力ある球を投げ、甲府工業の山下直太郎投手も144キロのキレのある球を投げる。東海では中京高の鈴木悠悟投手がU18合宿に招集された145キロ右腕だが、185cm左腕の日大三島・佐藤優真投手、昨夏に甲子園で力投を見せた柴田蒼亮投手もどうなているのか楽しみ。近畿では香里丘の岡本翔斗投手の評価が高く、奈良大付の188cm右腕・新城楓雅投手も、センバツ準優勝の智弁学園を抑える力がある。
まだまだたくさん楽しみな投手がいます。






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