大体大・松葉貴大投手、10度目の完封で29勝!巨人、阪神スカウトが視察

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 阪神大学リーグでは大体大vs関西国際大の3回戦が行われ、1回戦で完投勝利した大体大・松葉貴大投手が先発すると、関西国際大を6安打3奪三振に抑えて完封勝利、通算29勝、10度目の完封勝利を挙げた。

 この日も奪三振は少なく、144kmのストレートとツーシームで打たせて取るピッチングを見せた。「まっすぐも変化球もあまりよくなかったが、気持ちが乗っていて失投は少なかった」と強い精神力で淡々と低めに投げ続けた。調子が悪くてもこのようなピッチングできるのは非常に大きい。

 このピッチングに阪神、巨人のスカウトが視察し、巨人は山下スカウト部長以下3人で視察を行った。阪神・畑山スカウトは「内容のある投球。外の球でゴロに打ち取るところがよかった」とコメントしている。

 巨人は1位で菅野智之投手の指名を確定しているが、東京ヤクルトや横浜DeNAなどが菅野投手を1位候補にリストアップしており、昨年のように再び指名重複となることも考えなければならない。外れ1位候補としては、2位で獲得を目指す高校生野手の光星学院・北條史也選手や龍谷大平安・高橋大樹選手も考えられるが、昨年からドラフト1位候補としていた大体大・松葉貴大投手の可能性もある。

大体大・松葉、通算10度目完封 - デイリースポーツ:2012/09/18

 大体大は今秋ドラフト1位候補の149キロ左腕・松葉貴大投手(4年・東洋大姫路)の大学通算10度目の完封で2勝1敗、勝ち点2とした。

 

 4季連続32度目の優勝へ負けられない一戦。中野和彦監督(53)に「気持ちで完封します」と宣言してマウンドに上がった松葉は、6安打を浴びながらも144キロの直球にツーシームを効かせ通算29勝目を挙げた。「まっすぐも変化球もあまりよくなかったが、気持ちが乗っていて失投は少なかった」と振り返った。OBのレンジャーズ・上原が持つリーグ記録の通算13完封も射程圏だが「結果的に追いつければいい」と無欲だ。

 

阪神・畑山スカウト、巨人は山下スカウト部長ら3人が視察。畑山スカウトは「内容のある投球。外の球でゴロに打ち取るところがよかった」と評価していた。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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