12球団、期待の若手選手達!

選手コラム

 各球団のキャンプ参加メンバーが続々と発表されていますが、その中から期待されているな、と思われる若手選手をピックアップしてみました。(他にもこの選手を期待しているよ!という選手をコメント欄で紹介してください!)

チーム選手名チーム選手名
福岡ソフトバンク川原弘之中日高橋周平
北海道日本ハム中村勝東京ヤクルト山田哲人
埼玉西武大石達也読売宮国椋丞
オリックス駿太阪神伊藤隼太
東北楽天菊池保則広島東洋中村恭平
千葉ロッテ藤岡貴裕横浜筒香嘉智

 ソフトバンクの川原弘之投手は昨シーズン左腕では最速となる155kmを記録しました。フェニックスリーグでは四死球を与える場面も多かったですがやはり期待したい選手です。左腕では広島の中村恭平選手も大学時の制球難が徐々に克服されてきているようで、1軍の中日戦で登板し6回途中まで無失点に抑えた投球は期待させるものでした。千葉ロッテはやはり大物左腕ルーキー・藤岡貴裕投手。ケガがなければ10勝できると思います。ストレートの球速よりもコントロール、変化球のキレ、そして粘り強さなど勝てる投手です。

 右投手では北海道日本ハムの中村勝がポストダルビッシュとして期待されています。1年目で1軍で勝利を挙げたときのストレートは目を見張るものがありました。また同じように角度のあるキレの良いストレートを投げるのが巨人・宮国椋丞投手で、こちらもローテーション入りが期待されます。埼玉西武・大石達也は昨年、期待の大きさを裏切る結果となってしまいました。先発転向に向けて調整していましたがフォームを崩してしまったようです。東京六大学時代から抑えでは完璧な投球を見せるのに先発では崩れる、変な投手でしたが徐々に変えていく必要があるのでしょう。秋には140km後半もマークしたようですが、大石投手は130km台の球速表示でも球の回転で空振りを奪えるので、球速よりは回転に注目です。

 野手では横浜の筒香選手、昨年は手首のケガでシーズン後半しか活躍できませんでしたが、フルシーズン出場できればかなりの結果を残すでしょう。ホームラン数も注目ですがなんといっても勝負強い、チャンスでのバッティングに注目したいです。
 オリックスの駿太選手は昨年高卒ルーキーながら開幕1軍を掴み、外野の守備ではイチロー張りのレーザービームを見せました。ヒットが打てずに話題となったのもありますがファームでの打率は.221、しかしフェニックスリーグの後半は1番に定着しマルチヒットを放つ活躍も見せました。打てる試合と打てない試合の差が大きく後一歩という所でしょうが、1番ライト駿太が固まれば他球団は脅威となりそうです。
 東京ヤクルトの山田哲人選手は昨年のCSでいきなりスタメンに名前を連ね、ヒットも放ちましたが持ち前の俊足で得点するなど、かき回す野球ができるリードオフマンでこちらも注目です。
 中日の高橋周平選手は高校時代に木製バットで横浜スタジアムでホームランを放つなど打撃での力は折り紙付きで、そのまま出場しても成績を残しそうです。課題は守備でショート、またはサードとして磨き上げて欲しいですね。足も速く肩も強いのであとは練習次第でしょう。
 阪神、伊藤隼太選手は、足も速く外野手という事もあり守備については問題ないレベルと思います。打撃については昨年後半が絶不調だったたけに、もう一度やり直す感じになるでしょうが、周りの人からいろいろとアドバイスをされるでしょうがそれがピッタリとはまれば良いなと思います。 インコースを打つのは得意で飛距離も出る選手ですが、外角の対応は若干厳しいので課題を克服して欲しいですね。綺麗なホームランを打つ選手なので期待です。

 東北楽天の久米島キャンプメンバーを見ると、1軍メンバーはベテランが多く期待できそうな選手が少ない印象です。菊池投手は150kmを記録し中継ぎで結果を残していますが制球難の課題があり、それを克服できればまだ確立されていない中継ぎエースとなりそうな選手ですね。個人的には榎本葵や北川倫太郎、勧野甲輝がブレークしてくれることを願っています!

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